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「デルタよりも強力な変異が発生しうる」…韓防疫当局が警告


    • 去る4日、ソウル市瑞草区の江南駅一時選別検査所で、市民が検査を受けるために列に並んでいる。 パク・ヒョンギ記者


    防疫当局は「新型コロナウイルス感染症(コロナ19)」の「デルタ型」変異よりも強力な変異ウイルスが発生しうると警告した。

    中央防疫対策本部のクォン・ジュンヌク第2副本部長は16日の定例ブリーフィングで、「さらにデルタ変異よりも強力な変異が、いつでも発見されることもある」とし、「相対的に重症・危篤が少ないと知られている若年層でも、死者が発生することがありうる」と述べた。

    クォン副本部長は「現在は発生規模があまりにも大きくなった状況であるだけに、断続して大規模な集団発生があり得る」とし、「(接種後の感染である)突破感染」も増えることが考えられ、デルタ変異ウイルスがすぐにも流行全体を主導するだろう」と予想した。

    続いて「距離の確保が今後も引き続いて履行されたならば、まもなく頂点を過ぎて傾向が反転することが起きるだろう」と付け加えた。

    世界保健機関(WHO)によると現在、「関心変異」に指定されたタイプはアルファ(英国発)、ベータ(南アフリカ共和国発)、デルタ(インド発)、ガンマ(ブラジル発)の4種類だ。

    一段階低い「憂慮変異」には昨年8月にペルーで最初に発見された後、チリなどの南米地域を中心に急速に広がっているラムダ変異などがある。

    一部ではラムダ変異はワクチンに対する抵抗が高いという主張も出ている。医学論文の事前公開サイト「メドアーカイブ」に掲載された論文によると、ラムダ変異はワクチンの中和反応を3.05倍減少させ、予防効果を落とすことが分かった。これはガンマ(2.33倍)とアルファ(2.03倍)よりも高い数値だ。
  • 毎日経済 | シン・ミジン記者 | 入力 2021-07-16 16:09:03