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北、巡航ミサイルで5回目の示威…統一部は「終戦宣言」推進

  • 北韓が巡航ミサイル2発を発射した状況を25日午前、軍当局が捕捉した。北韓がミサイル武力示威を行ったのは去る17日の弾道ミサイル発射以後の8日ぶりで、今年に入って5回目だ。

    この日、軍関係者は「北韓が午前に巡航ミサイル2発を発射したと推定される」と明らかにした。

    この関係者は「追加の分析が必要だが、当該のミサイルは内陸でかなりの部分飛行したと推定される」と説明した。東海上の目標に向けて発射することが一般的な弾道ミサイルとは軌跡が異なるという話だ。

    巡航ミサイルはジェットエンジンと翼の揚力を利用して、目標を精密に打撃することを目的とした武器体系だ。巡航ミサイルは弾道ミサイルとは異なり、国連安全保障理事会の対北韓決議の違反事項ではない。

    軍の内外では今回の巡航ミサイルは、北韓で昨年9月の発射後に公開した射程距離1500㎞級の「新型長距離巡航ミサイル」である可能性に注目している。

    当時、北韓は「発射された長距離巡航ミサイルは楕円と8字型の飛行軌道に沿って7580秒を飛行し、1500キロ先の標的に命中した」と明らかにした。

    軍当局は通常、北韓の弾道ミサイル発射を検知したときはメディアに即時公知するが、巡航ミサイルは別途に公開していない。しかしこの日は関連内容が国会を通じて知られ、事実関係を確認した。一部では軍の選別的公開基調に対する反論も提起される。梨花女子大学のパク・ウォンゴン教授は「迅速な探知は識別後の迎撃につながるため、北韓への警告になりうるだろう」と強調した。

    一方、相次ぐ北韓のミサイル挑発にも政府は対話基調を維持し、終戦宣言の推進意志を改めて明らかにした。この日、李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は駐韓大使と国際機関の韓国事務所代表などを招待して進行した政策説明会で、「いまの情勢は不確実性が増幅される下半期よりも、韓半島の平和プロセスを進めるためにより良い時期」だと語った。これとともに「終戦宣言と人道主義的協力で平和の土台を作る」と強調した。
  • 毎日経済 | キム・ソンフン記者/イム・ソンヒョン記者 | 入力 2022-01-25 18:19:55