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韓「第20代大統領選挙」公式選挙運動はじまる


    • 15日から第20代大統領選挙公式選挙運動が始まり、全国各地で主要大統領候補らの熱い遊世戦が繰り広げられた。この日、ソウル市冠岳区のある通りに(上から)尹錫悦(ユン・ソギョル)国民の力候補、李在明(イ・ジェミョン)共に民主党候補、沈相〇(シム・サンジョン)正義党候補、安哲秀(アン・チョルス)国民議党候補の公式選挙運動の吊り幕が並んでいる。[キム・ホヨン記者]



    第20代大統領選挙まで22日を残した15日、公式選挙運動が始まった。共に民主党の李在明(イ・ヂェミョン)大統領候補は「復讐よりも未来のための大統領」を、国民の力の尹成奎(ユン・ソンギュ)大統領候補は「腐敗・無能審判論」を掲げて前面に立った。現政権の継承者としてこれ以上の政治報復はあってはならないという李候補と、文在寅政府の腐敗と無能を審判して政権交代をするという尹候補が事実上、正面衝突したわけだ。

    公式選挙運動の最初の日、両候補は同じように「京釜線ライン」に乗るコースを組んだが、始点は正反対だった。李候補は盧武鉉前大統領と文在寅大統領の故郷である釜山から始まり、「光化門大統領」を叫んだ尹候補はソウル市鍾路区の清渓広場一帯で出征式を行って出発した。

    李候補は釜山を皮切りに大邱(テグ)と大田(テジョン)を経てソウル市の江南高速バスターミナルまで、京釜線上り遊説で尹候補の「政治報復」「検察権強化」を狙った批判をあふれさせて支持層の結集を訴えた。

    李候補は釜山港で盧前大統領と民主主義を取り上げ、「自尊心があるでしょう、集会すら勝手にできない世界には戻れない」と語った。富田駅の遊説では釜山出身のパク・チョンチョル烈士に言及した後、「大韓民国を変えたろうそく集会を司法処理しなければならないと主張する人々がいる」とし、「昔の仲間や先輩のように、夜を徹して作った50枚のチラシをばらまき、1年ずつ懲役をくらう時代が戻ってほしいのだろうか」と語った。最後の遊説は湖南線と京釜線が出会うソウル高速ターミナルで、湖南から出発した李洛淵(イ・ナギョン)と丁世均(チョン・セギュン)元国務総理に会い、ともに国民統合を強調した。

    尹候補は清渓広場で開かれた出政式で遊世を始め、大田と大邱を通過して釜山まで行き、政権交替および腐敗と無能審判を叫んだ。

    同氏は「過去5年のあいだ民主党政権は国民を苦痛に追い込んだ」とし、「腐敗して無能な民主党政権を政権交替で必ず審判しよう」と声を高めた。また同氏は「国民の上に君臨する青瓦台時代を終え、国民と同行する光化門時代を開く」と強調した。

    まさに人波が集まった釜山市西面での遊説では、「テジャンドン(大蔵洞)特恵開発疑惑」を持ち出した。 ユン候補は「皆さんテジャンドンを見たか。キム・マンベ一党が3億5千万ウォンを入れて1兆ウォン近くを受け取った」とし、「それが(李候補の言う)有能なことで、行政の達人なのか」と声を高めた。同氏は「(李候補は)違法と反則の達人」だとしながら、「一度はだますことができるだろうが、2回3回とだまされならわれわれが愚かというものだ」と強く語った。
  • 毎日経済 | パク・インヘ記者/チェ・ジョンウォン記者 | 入力 2022-02-15 20:24:18