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大統領夫人の論文不正疑惑 「明らかな盗用」 原作者が主張

    • 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領夫人、金建希(キム・ゴンヒ)氏 [写真=イ・スンファン記者]

    8日午前、淑明(スクミョン)女子大学基礎教養学部のク・ヨンサン教授はMBCラジオで自身の論文と金夫人の論文の一定部分が100%同じだと主張した。

    ク教授によると、ク教授は2002年に該当の論文を書き、金夫人は2007年に論文を書いたが、比較した結果、2章1節の部分が100%同じだった。論文の分量では3ページほどで、金夫人の博士号論文が始まる最初の部分だ。

    金夫人の博士論文盗作疑惑と関連した国民大学の再調査委員会の判定に対して「誤った判定」とし「研究不正行為の中で代表的なものが、まさに盗作だが、この論文は引用符号、脚注、参考文献なしに無断で利用したものなので100%の盗作だ」と話した。

    ク教授は続いて「どうしてこのような論文が通過したのか不思議だ。論文を書く段階ごとに指導教授と相談して検証を受けるが、この過程が全くなかったようだ。その過程は分からないが結果物自体だけで見れば1人で書いたようだ」とし、「それをどうして研究倫理違反行為ではないと判定できるのか、それは不当な判断」と付け加えた。

    一方、先立って国民大学の再調査委員会は1日、盗作疑惑がもたれた金夫人の博士学位論文を含む計4件に対する再調査を進行した結果「盗作とは見られない」という最終判断を下したと発表した経緯がある。
  • 毎日経済 | チョ・ソンシン毎経ドットコム記者 | 入力 2022-08-08 15:05:21