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ロッテ免税店、ベトナムの主要空港に続き市内にまで進出

    • ベトナム初の市中免税店であるロッテ免税店ダナン市内店が入った複合ショッピングタウンVVモールの外部全景。ベトナム当局は今月中に市中免税店の営業を承認する予定だ。[オ・スヒョン記者]

    ベトナム当局は最終審議手続きを経て今月中に、ダナンでのロッテ免税店の営業を許可する予定だ。こうなれば、ベトナム全体を通じて初の市中免税店がオープンすることになる。現在、ベトナムで営業中の免税店は空港免税店と外交官専用免税店がすべてだ。

    ロッテグループ流通部門がサード(THAAD・終末高高度防衛ミサイル)報復の余波で中国市場から事実上撤収した中でベトナムを中心とした東南アジア免税市場攻略に拍車をかけている。東南アジアの消費者の購買力がますます強化されベトナムをこの地域の拠点国家として東南アジアのブランド・ファッション・ビューティー・酒類需要を吸収するという戦略だ。ロッテ免税店は2017年にダナン空港店を皮切りにベトナム免税市場に進出し、以後ニャチャンカムラン空港店とハノイ空港店を相次いで開店した。ロッテ免税店は来年上半期中にベトナムの首都ハノイに2番目の市中免税店も開く予定だ。

    ロッテ免税店がベトナムで攻撃的な拡張に乗り出すのは、まずベトナム観光産業の成長可能性を念頭に置いた動きだ。ベトナムを訪れる外国人観光客数は2019年1801万人を記録したが、翌年の2020年に新型コロナウイルス感染症の余波で384万人に減少した。ベトナム観光庁は最近発表した2022~2026年ベトナム観光開発戦略で今年の観光客数が500万人に回復し2026年には1800万人に達すると展望した。

    ベトナムは今年、外国人観光客500万人誘致を目標に攻撃的な観光政策を展開している。今年8月の1か月間だけで今年1~7月の外国人観光客数(96万人)の半分に達する48万人がベトナムを訪れ回復傾向がはっきりしている。
  • 毎日経済 | ダナン(ベトナム)=オ・スヒョン記者 | 入力 2022-10-03 18:13:09