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3年ぶりにAI警戒…コチャンのアヒル農家、高病原性判定

  • 口蹄疫とともに代表的な家畜伝染病に分類される高病原性鳥インフルエンザ(AI)が3年ぶりに再び姿を現わし、検疫当局に赤信号が灯った。農林畜産食品部は全羅北道のコチャン(高敞)郡サンリム面所在の種アヒル農場から申告された疑似AI家畜に対する精密検査の結果、高病原性AIであることが判明したと、17日発表した。

    2010年12月に高病原性AIが確認されてから3年ぶりだ。この日の夕方、コチャン一帯の全羅北道プアン(扶安)地域のアヒル農家でもAIの疑いで申告があり、AIの拡散懸念が高まった。AIはにわとり・アヒルなどの鳥類に感染するウイルス感染症で、特に高病原性AIは家畜致死率が高く、第1種家畜伝染病に分類される。

    検疫当局は今回の高病原性AIが全国的に広がる可能性に注目している。申告農場から最長21日間の潜伏期間中に、キョンギ(京畿)とチュンブク(忠北)、チュンナム(忠南)、チョンブク(全北)の4地域、24の農家に17万3000羽のアヒル・ひよこが分配された事実を確認した。

    申告された家畜が高病原性AIと判明したことにより、アヒルや出入りの車両、畜産従事者の移動を一時的に停止する「全国一時移動制限(スタンドスティル)」措置も発動される可能性も提起されたが、当局は時期尚早と判断した。

    クォン・ヂェハン農林畜産食品部畜産政策局長は、「発生農家から分配されたアヒルがどこに行ったかを把握しており、移動を統制している」とし、「追加伝播する蓋然性は低いというのが専門家の意見だ」と述べた。続けてクォン局長は、「ひとつの農家で発生した事実をして、全国的な移動制限措置をとることは、国民と農家の不便を考慮して時期尚早と判断した」と付け加えた。

    AI防疫対策を議論するために緊急党政協議もこの日午後、国会で開かれた。17日、申告が受理された扶安アヒル農家のAI疑似家畜が高病原性かどうかの精密検査の結果は日曜日の19日に出される予定だ。
  • 毎日経済_パク・チンヂュ記者/チョン・ソグ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-01-17 15:52:01