ニュース > 政治
トランプ「北のミサイル脅威は非常に危険、絶対に容認できない」
- ドナルド・トランプ米大統領は北韓の核・ミサイル脅威に対して、「非常に危険であり、絶対に容認できない」と語った。
トランプ大統領は23日（現地時間）、ロイター通信とのインタビューでこのように明らかにして「率直に言うなら、すでに数年前にオバマ政権で妥当な措置がとられるべきだった」と強調した。それとともに、「日本や韓国など、米国の同盟国が取ることのできるオプションのひとつがミサイル防衛システムを強化することだ」と付け加えた。去る12日、北韓が弾道ミサイルを発射した後、トランプ大統領がこのように具体的な反応を見せたのは初めてだ。
トランプ大統領はまた金正恩（キム・ジョンウン）北韓労働党委員長と会うのかという質問に、「私はノーはいわない」としながらも、「彼のしでかしたことを見ろ、非常に腹が立つ。（出会いは）もう遅い」と否定的な態度を見せた。トランプ大統領は大統領選挙の期間中、キム委員長と「ハンバーガー対話」の可能性を示唆するなど、対話の意志を表明していた。
トランプ大統領は「中国は北韓に対して大きな統制権を持っている」とし、「中国は自分たちが望めば北韓問題を非常に簡単に解決できると考えている」と語った。中国の北韓産石炭の輸入全面禁止措置については「非常に感謝している」とし、「習近平中国国家主席との電話通話で非常に良い話を交わした。その電話がひとつの始まりだった」とした。
一方でマレーシア警察は23日、金正男氏殺害に神経ガスの「VX」が使われたと確認した。 VXは国際条約である化学兵器条約にしたがって化学兵器に分類される猛毒性物質で、大きな波紋が予想される。この日、マレーシア保健省の化学局は剖検サンプルを分析した結果、「VX」と呼ばれる神経作用剤の「N-2ジイソプロピルアミノエチル メチルホスホノチオラート」が死亡者の顔から検出されたという暫定結論を下したとマレーシア警察が明らかにした。 - ワシントン＝イ・ヂンミョン特派員／ソウル＝チョン・ボムヂュ記者 | 入力 2017-02-27 10:17:04
