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憲法裁判所、朴槿恵大統領の罷免を決定…裁判官全員一致

  • 朴槿恵(パク・クネ)大統領が、韓国憲政史上初めて罷免された。

    憲法裁判所は10日午前11時、大審判廷で開かれた朴大統領弾劾審判事件の宣告裁判で、裁判官8人全員の一致した意見により朴大統領罷免を決定した。

    大統領弾劾審判は、2004年の当時盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に続いて2度目だが、現職の大統領が罷免されるのは初めてだ。

    今回の決定は宣告と同時に効力が発生し、職務停止状態の朴大統領は、任期を最後まで終えることなく大統領職から降りることになった。

    昨年12月9日、国会弾劾訴追議決により始まった弾劾審判は、92日めにして大統領罷免という決定で終止符を打つことになった。

    憲法裁判所は「大統領は憲法と法律に基づいて権限を行使しなければならず、公務遂行は透明に公開して評価を受けなければならない」とし「大統領はチェ・スンシルの国政介入の事実を徹底的に隠し、疑惑が提起されるたびに否定し、むしろ疑惑提起を非難した」と明らかにした

    これにより、国会など憲法機関の牽制や言論による監視装置が正常に作動することができなかったと説明した。

    続いて「大統領はミール・ケイスポーツの設立、プレイグラウンド、ケイディ・コーポレーションの支援など、チェ・ソウォンの私益追求のために支援しており、憲法・法律違反行為は、在任期間中に継続的に行われた」と判示した。

    「その結果、大統領の指示に従ったアン・ジョンボム、キム・ジョン、チョン・ホソンなどが腐敗犯罪容疑で拘束され、被請求人の違憲、違法行為は代議民主制の原理と法治主義の精神に反している」と明らかにした。

    また、国民への談話で真相究明に協力すると明らかにしたが、検察の調査、特検の調査に協力せず、青瓦台(大統領官邸)の押収捜索を拒否したと付け加えた。

    憲法裁判所はまた「一連の言動を見ると、大統領の法違反行為が繰り返されており、憲法守護の意志が表れていない」とし「結局、大統領の違憲、違法行為は国民の信任を裏切ったもので、憲法守護の観点から容認できない重大な行為だと見なければならない」と罷免決定を下した。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-03-10 11:40:00