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「北、挑発するべからず」…核空母・原子力潜水艦が韓半島に集結
- 人民軍創建日を迎えて北韓が核実験による挑発を行うかもしれないという懸念のため、25日には米原子力空母と原子力潜水艦が集結するなど、北韓に向けた警告性の武力示威の水位は最高潮に達した。韓・米の軍事当局によると、米国の核推進潜水艦ミシガンがこの日の午前、釜山港に到着した。ミシガンには射程距離2000キロメートルを超えるトマホークミサイル150発が搭載されており、遠距離から北韓の主要戦略施設を精密打撃することができる。
米軍のイージス艦ウェインE・マイヤーは韓国海軍の4000トン級駆逐艦ワンゴンとこの日、西海（黄海）で艦砲の実射撃訓練を行った。
ヴィンセント・ブルックス韓米連合司令官はこの日、北韓の挑発可能性に対して「われわれは準備がおわった」と強い警告メッセージを送った。
日本の海上自衛隊と太平洋で訓練を終えた米国の核推進空母カール・ビンソンは26~27日、韓半島海域に進入して、週末には東海で韓国海軍との合同演習を行う予定だ。
ドナルド・トランプ米大統領は24日（現地時間）、国連安全保障理事会の加盟国の大使をホワイトハウスに招待し、「北韓の核は国際社会に実質的かつ最大の脅威となっている」とし、「安保理が北韓の核・ミサイルプログラムに対してさらに強力な追加制裁を加える準備を行わなければならない」と促した。これは北韓が6回めの核実験を強行した場合は米国はもちろん、国際社会がいっせいに強力な報復に乗り出しすという警告だ。
北韓に対する米国の警告と圧迫に、中国も積極的に参加した。この日、中国は官営メディアを総動員して、北韓に「誤った判断はいけない」と警告した。国営チャイナデイリーは社説で、「北韓は自殺のような選択はしないだろう」と、対話と交渉を通じた北韓核問題の解決を強調した。
共産党機関紙の人民日報もモバイル版の記事で、前日に行われた習近平中国国家主席とトランプ大統領の通話内容を伝えた後、「中国の朝鮮半島3原則のうち、非核化が当面の最優先課題」だとし、北韓の核実験を憂慮した。中国軍は北韓の有事事態に備え、今月中旬から「2級戦備態勢」に入っており、北韓との国境地帯に10万人の兵力が集結していると読売新聞が報じた。韓・米・日の6カ国協議の首席代表はこの日に東京で会議を開き、北韓に対する共同対応策を議論した。
この席で韓・米・日は、北韓のさらなる高強度の戦略挑発の抑制、対北圧迫の最大化、中国の建設的な役割の持続確保などの方策を議論した。
一方でこの日、北韓は人民軍創設日を記念して、大規模な砲射撃訓練を行った。合同参謀本部は「北韓が江原道元山一帯で大規模な火力訓練を行った」とした。北韓軍は金正恩労働党委員長の参観の下で、長射程砲など300～400門を投入して訓練したことが分かった。 - 毎日経済_東京＝ファン・ヒョンギュ特派員／ワシントン＝イ・ヂンミョン特派員／北京＝パク・マンウォン特派員 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-04-25 23:58:27
