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米政府「北の核は緊急の脅威…交渉の扉は開けておく」

◆ レーダーニュース ◆ 

  • 米国政府は経済・外交的圧迫を通じて北韓の核放棄を誘導するという内容の、新しい対北韓政策の基調を正式に発表した。

    米国の米政府レックス・ティラーソン国務長官、ジェームス・マティス国防長官、ダン・コーツ国家情報局長は26日(現地時間)、ホワイトハウスで共同声明を出して、「ドナルド・トランプ政府の対北政策は経済制裁の強化と同盟との外交的措置を通じ、北韓が核・ミサイルプログラムを放棄するように圧迫することを目標にしている」と述べた。声明は特に「米国は韓半島の安定と平和な非核化を追求する」とし、「われわれはその目標に向かって交渉の扉を開けておく」と付け加えた。

    強硬一辺倒の対北韓政策を進めてきたトランプ政府が、交渉の可能性を提起したのは今回が初めてだ。

    この日に発表した声明からは先制打撃と軍事オプションなどの文言も排除され、対北政策の強度は一段階和らぐだろうという展望が一部で出ている。しかし「われわれは、われわれ自身と同盟国を守るために準備はできている」と強調した。

    声明は「北韓の違法な武器プログラムと核・弾道ミサイルの試験発射を中断させるためのこれまでの努力は失敗した」とし、「北韓の核兵器追求は国家安全保障に対する緊急の脅威であり、外交政策の最優先順位」だとし明らかにして、強度の高い圧迫は継続することを強調した。

    一方、金寛鎮(キム・グァンヂン)青瓦台国家安保室長とハーバート・マクマスター ホワイトハウス国家安保補佐官は27日、在韓米軍のサード配備と関連して電話通話を行い、「北韓の挑発脅威に対抗して、在韓米軍のサード配備は円滑に進行している」とし「拡張抑止力の強化を含む堅固な韓米同盟を通じて、軍事態勢をさらに強化しよう」と語った。
  • 毎日経済_ワシントン=イ・ヂンミョン特派員/ソウル=アン・ドゥウォン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-04-27 17:56:23