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文大統領、安倍総理に「親書」か…韓日梗塞の突破口なるか

  • イ・ナギョン(李洛淵)国務総理が徳仁天皇即位式に出席するため、来週に東京を訪れて、文在寅(ムン・ヂェイン)大統領の親書を安倍晋三首相に伝えるという見通しが18日提起された。長期間梗塞を免れなかった韓・日関係が、韓・日首脳間の「親書外交」を通じて改善の糸口を見つけることができるかが注目される。青瓦台もこのような見通しを否定せず、成功の可能性を開いて置いた。

    李国務総理はこの日に報道された共同通信のインタビューで、文大統領が「親書を送るのがいいでしょう」と語り、自分が「ええ、書いてください」と答えたという。

    李国務総理はインタビューで、「二人の最高指導者(文大統領と安倍首相)が歴史的な義務だと思って、(韓・日間の争点を)解決してくれることを願っている」としながら、自分がこのための「使者」の役割を果たすと発表した。現在、韓・日両国は李国務総理が訪日最終日の24日に安倍首相と面談することにし、時間を最終調整している。これと関連し、李国務総理はこの日に掲載された朝日新聞のインタビューで、今回の安倍首相の議論が年内に両国間の首脳会談につながることを願っていると語った。李国務総理の訪日を契機に変曲点が整えられたら、年末までに相次いで予定された、△タイ国アセアン+韓・中・日の首脳会議、△チリのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、△韓・中・日3カ国首脳会議などの多国間首脳外交の舞台で韓・日首脳会談につながることができる。

    しかし、天皇即位式を前後して安倍首相は約50カ国の代表と会う予定だが、首相面談時間は約10~20分にとどまるとみられる。このために今回の面談を通じて韓・日双方が意見の食い違いを縮め、両国関係の画期的な変化を作ることは難しいだろうという観測が多い。

    一方、青瓦台は韓・日首脳間の親書外交成功の可能性についていったんは慎重な態度を取った。青瓦台は日本が李国務総理の訪日を契機に、韓国により柔軟な姿勢を見せるべきだという点を強調した。

    青瓦台の関係者は記者らと会って共同通信の報道についての質問に、「二者(文大統領と李国務総理)の間にそのような(親書伝達について)話はあった」と回答した。この関係者は「はっきりと親書を準備していると言うのは難しい」と説明した。この関係者は「未来志向的な関係が形成されてほしいということ、対話を通じて解決していくことを望むという点では変わりがない」と強調した。
  • 毎日経済_東京=チョン・ウク特派員/ソウル=キム・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-10-18 18:08:05