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文大統領「経済戦時状況、内需回復に速度を」

  • 文在寅(ムン・ヂェイン)大統領は28日、「これからが本格的な経済危機の局面」だとし、「まずは内需の活力を景気回復の出発点とせざるを得ない」と述べた。 6月中に推進されることが知られている第3次補正予算案の核心は「内需を生かす」ことになることを予告した。

    この日、ムン大統領は青瓦台で閣議を主宰した席で「経済戦時状況であるだけに、政府は危機克服にすべての力を集中する危機国家システムを備えなければならない」と指摘した。「コロナ19事態」以後、内需振興を景気回復の最初のボタンにしようと強調したことは今回が初めてだ。

    第3次補正予算の作業に速度を加えるようにも注文した。ムン大統領は「何よりも高速な政府でなければならない」とし、「対策に時間がかかるほど被害が大きくなり、国民と企業に困難が加重される」と述べた。また「3次補正案も時期を失ってはならない」とし、「すぐに決定して迅速に行動する政府として、国民の生活と国の経済に心強い支えとならなければならない」と述べた。

    ムン大統領は「内需反騰のための総合的な対策が3次補正案に盛り込まれるだろう」とし、「それ以前にも、今からすぐに行うことは実施して、準備することは準備しなければならない」と呼びかけた。このことから、消費クーポンの執行機関と前払い・事前購買の活性化のほかにも、さまざまな内需振興策が用意されると予想される。また、ムン大統領は「わが国の強みを生かし、国内の技術と人材を活用したデジタルベースの大型情報技術(IT)プロジェクトを積極的に検討してほしい」と語った。

    これとともに、具体的な事業まで言及した。ムン大統領は「非対面医療サービスやオンライン教育サービスなどのコロナ19事態を契機に注目される分野、最尖端の技術が適用されたスマートシティの拡散、既存の社会間接資本(SOC)事業にデジタルを結合する事業、デジタル経済のためにデータを蓄積して整理する事業など、さまざまなプロジェクトの発掘に想像力を発揮してほしい」と語った。

    ムン大統領はこの日、「経済副総理を司令塔とする経済中央対策本部で、すべての部処が自分の役割を明確にしてほしい」と語った。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副総理兼企画財政部長官を公的に再信任したわけだ。
  • 毎日経済_パク・ヨンボム記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-04-28 23:32:13