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韓国企業に「アンタクト採用試験」が拡散…「コロナ」で

SKテレコム等、自社技術で「アンタクト面接」進行 


    • SKテレコムの面接官らが独自に開発した「ビデオ通話」ソリューションを活用し、フルHD級画質で面接を進めるプロセスをテストしている。 [写真提供=SKテレコム]


    ■ SKテレコムの試み

    「コロナ19」で企業の採用市場のアンタクト(非対面)が広がっている。 SKテレコムは3日、今年の上半期の新入社員定期採用では面接対象者全員にタブレットPCを事前に提供し、アンタクト採用を実施すると明らかにした。

    SKテレコムは今月に予定された映像面接のために、筆記試験に合格した志願者にビデオ通話用と面接資材のギャラクシータブレットPC 2台とスタンド、ガイドブックなどで構成された「面接キット」を面接週間の前に各家庭に届ける。通信データも無制限に提供することにした。すべての志願者に同じ機器と同じ接続環境を提供し、面接の公平性を最大限にそろえるという趣旨だ。

    SKテレコムは面接の前に通信テストを2回行う。面接選考の当日は面接官が志願者に、グループビデオ通話をかける。志願者がタブレットの通話ボタンを押すと、面接官2人と志願者4人の計6人の映像が同時に表示される。タブレットにはセキュリティプログラムがインストールされているので、外部にデータが流出したり、面接とは関係のない機能を使用することはできない。面接を終えた候補者が封筒にタブレットPCなどを入れて家の前に置くと、SKテレコムが返納の手続きを進行する。

    SKテレコムの関係者は「公平性に最も気を使った」とし、「各志願者は同じ条件で自分の能力を発揮できる」と説明した。 SKテレコムは、これを「インタラクティブアンタクト(Interactive Untact)」面接と呼ぶ。インタラクティブ(対話型)とアンタクトを合わせた言葉で自宅など、各自が好む場所でビデオ会議のように進行するオンライングループ面接を意味する。インタラクティブアンタクト面接が可能な背景には、SKテレコムの通話プラットフォームT電話をベースにしたグループビデオ通話サービス「ソロ(仮称)」がある。

    SKテレコムはコロナ19を契機に、在宅勤務コラボレーションツールとしてビデオ通話技術を高度化している。 SKテレコムはビデオ通話の画質を3Gと4G(LTE)ではフルHD(FHD)級に、5Gでは最大4倍鮮明な超高画質(QHD)にそれぞれアップグレードした。多くの企業が利用するビデオ会議サービスの「ズーム(Zoom)」などはHD画質だが、SKテレコムの面接はフルHD級の画質で行われる。 SKテレコムは今年下半期の商用化時点では、最大55人までのグループビデオ通話が可能なように開発する予定だ。また人工知能(AI)が顔認識を通じた本人確認と、志願者の声と表情などを分析する機能も追加されるものと思われる。 SKテレコムの関係者は、「他の採用分野にもこのような映像面接方式を拡大して適用する計画だ」と語った。

    ■ 拡散する「アンタクト面接」

    コロナ19の余波でアンタクト採用の基調が産業界に広がっている。サムスングループは「サムスン高試」と呼ばれるサムスン職務適性検査(GSAT)を、今年は初めてオンラインで実施した。

    これまでは毎年上半期と下半期の2回に分け、数万人の受験生が会場に集まってオフライン試験を行ってきたが、今年はオンラインに転換され、先月30日と31日の二日間で4回に分けて実施された。就業準備生たちはサムスンSDSが自社の映像会議ソリューションを応用して作ったオンラインプログラムを利用して、自宅や寮などで試験を行った。

    LG電子とカカオなどは経歴職と常時採用応募者に対する映像インタビューを実施している。CJグループも、一部の職群の公開採用試験で映像面接を導入した。テリム産業も今年下半期の公開採用面接選考で、書類選考合格者を対象に1次採用面接を行うとき、モバイル機器を利用した映像面接を導入した。

    証券各社もアンタクト採用に積極的だ。未来アセット大宇は事前に質疑を提示して、志願者が答えた動画を専用のプラットフォームに上げるようにした。面接官はこの映像を見ながら志願者を評価する。未来アセット大宇の関係者は、「対面面接よりも志願者を多角的に評価できるのが長所」だと説明した。

    AI面接官の役割も大きくなっている。韓国投資証券は今年上半期の新規職員採用でAI面接を初めて実施した。 NH投資証券も今回の採用プロセスに、AIを通じた能力検査を導入した。証券社の関係者は、「人性評価などの詳細な面接はまだ対面で行われるが、1次面接の段階程度ではデジタル戦略の次元でもAIの利用を増やす趨勢」だと語った。
  • 毎日経済_イム・ヨンシン記者/イ・ヨンイク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-06-03 21:31:52