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60代の確定者が急増…防疫当局「距離維持」の復活検討


    • 去る13日、ソウル市銅雀区のソウル工業高校で公務員試験受験生が試験会場入室前に発熱検査を受けている。 2020年の地方公務員・地方教育庁公務員8・9級公開競争採用試験は、全国593の試験場で24万531人が受験した。 [イ・チュンウ記者]


    最近、国内の「コロナ19」新規感染者のうちで60歳以上の高齢層が急激に増えたことが明らかになり、防疫当局に赤信号が灯った。 14日の中央防疫対策本部によると、先月の17~23日の一週間のあいだの新規感染者のうちで60歳以上は13人だったが、5月24~30日には46人に、5月31日~6月6日には 103人、6月7~13日には134人に増加した。先月17日から一週間(13人)と先週(7~13日)一週間(134人)を単純比較するとひと月のあいだで10倍以上も増えたわけだ。

    特に政府は首都圏の感染拡散傾向に基づいて、今週の確定者発生程度をに注視した後、現在の「生活の中の距離維持」方針を上方修正する案も出てくるかもしえれないと明らかにした。

    政府は生活の中の距離を置く政策に転換した後、先月28日から首都圏に限っては強化された防疫措置を実施している。この日の午後、中央事故収拾本部のソン・ヨンレ戦略企画班長は定例ブリーフィングで、「強化された防疫措置の効果は、1~2週間後に結果があらわれる」とし、「したがって今週の確定者発生の程度がさらに危険になっていると判断した場合、社会的距離を置く段階を調節する方案も検討することになるだろう」と述べた。政府は9~11日、ソウル・京畿地域の人材j派遣事務所9と工事現場の食堂5ヶ所に対する防疫上の注意遵守を点検した結果、人材覇権事務所は概ね規則をよく守ったが、外で待機している求職者が狭い空間に密集しており、マスクを脱いで会話するなど、感染リスクが高いことが分かったと指摘した。

    専門家らは国内の新規感染者数が爆発的に増加している「2次大流行」の時期が早まることがあると警告している。国立がんセンター大学院のキ・モラン予防医学教授チームは最近の研究報告書を通じて、今のような状況が続けば一ヶ月後の7月には、一日の新規感染者が820人台に急増する可能性もあると発表した。キ・モラン教授チームは去る12日、「コロナ19の国内拡散モデリング」レポートを通じて11日時点のコロナ19「再生指数」は1.79で、この状態が維持されると、一ヶ月後の7月には一日の新規感染者が最大826人まで発生しうると推定した。

    一方、京畿道は地域内のコロナ19拡散傾向が持続していることから、14日に物流施設とコールセンターや葬儀場・結婚式場に対する防疫上の注意遵守行政命令を15日から28日まで2週間延長した。京畿道は先だって1~14日の2週間、これらの施設に防疫上の注意遵守行政命令を下した。

    命令の対象は物流倉庫などの物流施設1219カ所、コールセンター61カ所、葬儀場177カ所、結婚式場129所などの計1586ヶ所だ。

    当初は1次検査でコロナ19の陽性判定を受けた光州の学生2人と忠南・論山の患者1人の3人が最終的に「偽陽性」である可能性が高いことが分かった。 14日、疾病管理本部は受託検査機関が保存している論山の疑われる患者の当初検体(喀痰)は陰性だが、検査用の緩衝溶液を混ぜた検体は陽性に変わったとして、検体取り扱いミスの可能性を提起した。疾病対策本部は「検査3件とも同じ受託機関で同じ時期に実施されており、エラーの可能性が高いと思われる」と述べた。
  • 毎日経済_ソ・ジヌ記者/パク・スンチョル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-06-14 23:04:10