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韓・防疫当局「コロナの拡散、危機的状況」

    • 大田市の訪問販売と協会関連の感染者数


    防疫当局は20日、「コロナ19」が首都圏と大田・忠南圏を中心にあちこちに伝播する現状に対し、「拡散傾向は危機的状況」と規定した。

    中央防疫対策本部の権埈郁(クォン・ジュヌク)副本部長はこの日、忠清北道五松(おそん)の疾病管理本部で開かれた定例ブリーフィングで、「首都圏でコロナ19の流行が継続しつつ、全国どの地域であれ感染がつながる可能性のある拡散期」だと述べた。

    当初、首都圏に集中した集団感染が京畿道富川の「クーパン物流センター」、首都圏の「開拓教会」と訪問販売業者「リッチウェイ」などを結び目にして拡散し続けており、これとは別に最近では大田・忠南圏をはじめ全州にまで散発的な感染事例が相次いだことから出した診断だ。

    クォン副本部長は、「非首都圏の地域社会でも集団発生が生じる危機的状況」だとし、「現在は徹底して疫学調査によって、一つ一つの感染症のつながりを追跡しており、最善を尽くして遮断しているところだ」と説明した。

    同氏は続けて、「危険度が高まった地域などでは、外出や不急の集まりは自制してほしい」とし、「65歳以上やふだん持病のある患者などは、コロナ19の流行が沈静化するまではしばらく対人接触を控えてほしい」と依頼した。


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  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-06-20 18:17:54