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韓、地域感染が再び猛威ふるう…教会から保育園へ

マルチ業者も拡散急増 


    国内の「コロナ19」は首都圏のマルチ商法業者と教会を中心にますます広がっている。政府は教会の礼拝と団体食事などで感染が発生する場合は、教会に対する防疫強化対策を再び講じるという方針も明らかにした。

    9日の中央防疫対策本部によると、この日の午前0時の時点で国内のコロナ19新規感染者は計36人であり、このうちの30人は地域社会での発生者だ。前日の8日午前0時における新規感染者43人のうちの地域発生は30人で、国外からの流入はなく、純粋な国内発生のみが二日連続で30人を記録した。

    特に教会を中心とした患者の発生率が急速になっている。 9日午後12時を基準にして、ソウル市永登浦区の「ヌガ宣教会」の小グループと関連して1人が追加確定され、累積確定者は5人に増えた。宣教会所属の4人と知人が1人だ。信徒は礼拝後に一緒に食事をして感染したと推定された。

    京畿道高陽市の「パンソク教会」と関連し、なんと8人が新規感染して確定者は24人に増えた。特にこの教会の集団感染は、すでに「市立スプソクオリニ園」を経て、地域社会にまで「N次伝播」が続く状況だ。

    京畿道高陽市では教会に発する拡散傾向が深刻だ。また他の教会である高陽市の「キップム153教会」と関連しても、確定者が2人追加されて累積確定者は計20人に増えた。教会確定者のうちで揚州市の「サンブク初等学校」の在職者の知人などにも広がった。防疫当局はソウル市江南区に所在する訪問販売業者「エルゴルインバイオ」でキップム153教会からの感染伝播が起きた後に、ここから再び楊州市の小学校にコロナ19が広がったと見て精密調査を行っている。高陽市は9日付で市内のすべての宗教施設に「集合制限命令」を下した。政府は集団感染が継続して拡散するやいなやと、教会を対象とした防疫強化措置を再にとる案も念頭に置いている。

    ソウルでは冠岳区の「ウンチョン療養病院」で介護者1人が確定判定を受け、防疫当局はその療養病院の医療スタッフと患者を対象に検査に乗り出した。国外から流入した確定者は6月25日(5人)以来の45日ぶりに一桁の6人に低下した。
  • 毎日経済_ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-08-09 17:11:57