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サムスン電子「未来の家電製品は新しい使用体験を提供」


    • サムスン電子のイ・ジェスン生活家電事業部長(副社長)が去る7月、ソウル市の聖水洞に用意された新製品体験ゾーンで「ニューシェフコレクション冷蔵庫」を紹介している。 [写真提供=サムスン電子]


    「未来の家電は『私より私をよく知っている』形になるだろう」。

    サムスン電子生活家電事業部長のイ・ジェスン副社長は11日、サムスン電子の家電製品は消費者の好みを反映していることはもちろん、使用者も知らなかった新しいユーザーエクスペリエンス(使用体験)を提供できるように進化していくだろうと語った。

    この日、イ・ジェスン副社長はサムスンニュースルームに「いまや家電製品を自分らしく、サムスンの家電製品の『家和萬事成』」というタイトルの寄稿文を上げ、「ワイン・ビール専用冷蔵庫や靴管理機など、これまでは気づかなかった新しいニーズを提供するライフスタイルの家電製品を継続して試みる」とこのように強調した。

    イ・ジェスン副社長は最近、サムスン電子の家電統合スローガン「いまや家電を自分らしく」に言及して、「単に家電製品を製造して供給する企業ではなく、製品を使用する消費者を研究して新しい家電を作っていく、消費者中心のライフスタイルブランドに進むという意志の第一歩とすることができる」と説明した。

    これとともに、同氏は「いまやアンタクト時代に移って消費者のライフスタイルがさらに多様化し、家の中にソーシャルネットワークサービス(SNS)にアップロードする写真を撮るフォトゾーンを構成したり、アルファルームに趣味を楽しむための専用スペースを構成するなど、自分のライフスタイルや好みに合わせて家も進化していく時代が目の前に迫ったことを感じる」と語った。

    サムスン電子は、このような変化に合わせて「プロジェクトプリズム」を開始した。これは一律的だった家電市場で、サムスン電子は複数の波長の色を作るプリズムのような媒介体になって、さまざまな好みに合わせて消費者のライフスタイルと色を作りだすことだとイ副社長は説明した。

    イ・ジェスン副社長は、「プロジェクトプリズムが生み出す多彩な家電製品は、消費者の空間の中に調和し溶け込む」とし、「これはサムスン電子の家電製品の『家和萬事成』、すべての家事が互いに意志を通じて消費者一人一人にふさわしい家を贈りたいというサムスンの誓いであり心」だと説明した。

    イ・ジェスン副社長は「プロジェクトプリズム」を通じて出荷された「ビスポーク冷蔵庫」「グランデAI洗濯機・乾燥機」「ニューシェフコレクション冷蔵庫」を紹介しながら、今後サムスンの家電製品は消費者の好みはもちろん、使用者もそこまで知らなかった新しい使用体験を提供するように進化していくと強調した。

    イ副社長は掃除機のダストカップを簡単に空にする「清浄ステーション」や、ホームクックとホームパーティーの必須アイテムとして定着した「ザプレート」などもこのような苦心の結果だと説明した。

    イ副社長は「内部組織はもちろん、外部の専門家や他の業種間とのコラボレーションで消費者の生活文化と趣向を細かく研究する一方、サムスンリサーチと共同してさまざまな人工知能ロボット技術を家電製品に適用するための研究を続けている」とし、「消費者が自分らしい家電製品、自分らしい家を享受できるように消費者とともに絶えず深く考えていく」と付け加えた。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-08-11 19:23:03