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ハロウィン目前、再拡散の火種になるか

インフル死亡の高校生、自殺の疑い 


    ■ 防疫当局、集会などの自粛を要請

    療養病院と介護施設・リハビリ病院などの「コロナ19」脆弱地域を中心に集団感染が継続するなかで、週末のゴルフの集まりを接点にした集団発症までが発生した。さらには来る31日のハロウィンデーを控えて、大規模なイベントや集会も予想されており、防疫当局は緊張している。防疫当局は、コロナ19感染者の規模はいつでも急激に大きくなりうるとし、年末の集まりを自制して欲しいと頼んだ。

    27日の中央防疫対策本部によると、この日の午前0時の時点でコロナ19の新規感染者は88人だ。中央防疫対策本部のクォン・ジュヌク副本部長は「冬季を控えた現在、国内のコロナ19の発生状況は一定のレベルに継続して抑制・管理されているが、常に爆発する可能性がある」とし、「国内発生の70~80%が首都圏で起きている」と述べた。また「最近も首都圏の火種が相変わらずの状況であり、ハロウィンをきっかけに再拡散する恐れがある」とし、「マスクなしで密閉施設に密集するとコロナ19が容易に拡散することがあり、以前の梨泰院クラブ集団感染が再現されうる」と警告した。現在、米国と欧州は既にコロナ19の大流行に入った。

    この日も療養施設・療養病院とリハビリ病院の集団感染事例では、確定者が続けて追加された。京畿道光州市の「SRCリハビリ病院」(137人)、京畿道南楊州市の「ヘンボクヘ特別養護院」(62人)、京畿道軍浦市の医療機関・安養市療養施設(46人)、京畿驪州市の障害者福祉施設(30人)などはそれぞれ確定者が2~3人追加された。

    ■ 防疫当局が公開討論会開催

    この日、保健福祉部と中央事故収拾本部そして疾病管理庁中央防疫対策本部は「コロナ19対応の中間評価と長期化準備公開討論会」も開いた。チュ・ヨンス国立中央医療院企画調整室長は、「遺伝子増幅(PCR)検査への依存を減らし、迅速抗原検査を導入する必要がある」と述べた。同氏は「集団感染の発生二日後にPCR検査の結果を確認していては間に合わない。迅速抗原検査は15分以内に確認可能であり、感染力を基準に見ると助けになる」とした。また「重症患者専門の治療病床を最小300~400床に増やし、重症患者人当たりに訓練された集中治療専門看護師5人を配置しなければならない」と提言した。

    キム・ドンヒョン翰林大学医学部社会医学教室教授は、「静かな伝播」を防ぐために周期的な抗体検査が必要であることを強調した。ソウル大学保健大学院のクォン・スンマン教授は、「感染の危険をゼロにすることは不可能であり、保健・医療システムと社会・経済システムが耐えられるレベルのリスクを受け入れなければならない」とし、「確定者数よりも重症患者数に基づく政策対応が必要だ」とした。

    一方、疾病管理庁によると26日から無料接種が開始されたが、62~69歳の場合は27日午前0時の時点で45万3698人が接種を完了した。去る19日から無料接種を開始していた70歳以上の場合、三日目に300万人が接種した。

    食品医薬品安全処は白い粒子が発見された韓国ワクチンの「コボックスインフルエンザ4がPF」
    に対し、効果と安全性には問題がないと改めて明らかにした。

    ■ インフルエンザ接種後に死亡した高校生、胃から大量の毒物を検出

    インフルエンザの予防接種を受けて二日後に死亡したA君(17)は、死亡する前に少量だけ摂取しても死に至る硝酸化合物を直接オンラインで購入したことが確認された。 A君の遺体からは化学物質が多量に検出されることにより、警察は極端な選択の可能性に重きを置いて捜査している。

    27日の警察などによると、仁川市の弥鄒忽(ミチュホル)警察署は、仁川の某高校3年生のA君が16日、死亡する前にオンラインで化学物質を注文し、配送を受けたという事実を確認し、正確な購入経緯を調べている。先立って国立科学捜査研究院は死亡したA君の胃から致死量以上の化学物質が検出されたという解剖結果を警察に通報した。この物質はソーセージやベーコンなど、肉類の鮮紅色を維持させる保存剤としてよく使用される食品添加物だ。
  • 毎日経済_チ・ホング記者/チョン・スルギ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-10-27 17:54:32