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韓、来る26日から英アストラゼネカ製ワクチン接種

65歳以上も 


    英アストラゼネカ製ワクチンがコロナ19ワクチンとしては国内で初めて承認を受けた。食品医薬品安全処(食薬処)に品目許可を申請してから37日ぶりで、接種の対象は65歳以上の高齢者を含む18歳以上の成人だ。これによって、政府が明らかにしたスケジュールどおりに来る25~26日からワクチン接種が始まると思われる。

    食薬処は去る10日午前10時から外部専門家3人とキム・ガンリプ食薬処長など、食薬処の内部5人が参加した最後の点検委員会を持ち、このように最終的な決定を下した。

    会議の結果、食薬処は英アストラゼネカが既存に提出した臨床データに加え、米国で進行中の臨床第3相の結果を承認後に提出することを条件に、成人の全年齢群を対象として許可を下した。

    報告された事例はほとんどのワクチン投与と関連して予測されたもので、全体的に良好であると判断した。65歳以上の高齢者からも重大な事例が発生していなかった。英国での臨床第2・3相、ブラジルの臨床第3相の2件の臨床における有効性を分析した結果、予防効果は62%だった。

    ただし「使用上の注意事項」に「65歳以上の高齢者への使用は慎重に決定しなければならない」と記載することにした。医師が接種対象者の状態に応じて、ワクチン接種による有益性を判断して決定するようにという意味だ。これは効能に疑いをある程度認めるものであり、議論が続くものと思われる。

    アストラゼネカ製ワクチンはコロナ19ウイルスの表面抗原遺伝子を、チンパンジーのみが感染するアデノウイルスに入れかえて培養生産した後、人の細胞内に伝達するウイルスベクターワクチンだ。伝達されたコロナ19抗原の遺伝子は、体内で抗原タンパク質を合成して中和抗体の生成を誘導する。 0.5ミリリットルずつ、4~12週間以内に2回の筋肉注射で投与される。

    今回の許可で先月28日に発表した「コロナ19予防接種施行計画」にしたがい、第1四半期に療養病院と介護施設入所者など約77万6900人がワクチンを接種する。疾病管理庁は来る19日までに接種対象リストを確定する予定だが、高齢者集団居住施設と精神療養・リハビリ施設の入院者・入所者および従事者などがワクチンを接種する可能性が大きい。

    アストラゼネカ製ワクチンの初期物量はすでに公開したように、来る24~28日に製造者から75万人分(150万ドース)を順次供給される。

    一方で旧正月の連休を控えて、最近は200~300人台を行き来した新規確定者数は、再び400人台に急増した。確定者数は再び増加したが政府はここ一週間の推移を考慮して、来る13日には予定通りに社会的距離の確保の調停案を発表する予定だ。 10日の中央防疫対策本部によると、この日の午前0時の時点での新規感染者数は444人と集計された。これは前日(303人)と比較すると141人の多く、去る4日(451人)から六日ぶりに400人台に復帰したものだ。

    防疫当局は感染力が強い変異ウイルスの国内流入に対する懸念が高まり、来る24日からすべての海外入国者に遺伝子増幅(PCR)音声確認書を義務的に提出するようする計画だ。
  • 毎日経済 イ・ビョンムン医療選任記者/チョン・ジソン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2021-02-10 16:38:13