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ルネサスCEOの柴田氏が韓国訪問「車両用半導体の供給難、来年半ばに解消」

    • 柴田英利CEO

    「スーパーインフレで自動車消費マインドが冷え込んでいます。来年半ばくらいには車両用半導体の供給難も解消されるでしょう」

    韓国を訪問したルネサスエレクトロニクスの柴田英利CEO(最高経営者)が21日、毎日経済とのインタビューでこのように明らかにした。

    ルネサスエレクトロニクスは世界3位の車両用半導体メーカーだ。自動車電装システムを制御するマイクロコントローラ・ユニット(MCU)の市場占有率は30%で世界1位だ。

    柴田CEOは「車両用半導体の供給難は大幅に緩和された状態」とし「先端半導体チップより伝統的な一部製品の需給に問題があり、新車待機期間がまだ長い」と話した。

    柴田CEOは「半導体の供給が増えることはないがマクロ経済環境を見ればインフレが続いており、各国中央銀行が金利引き上げを断行し、自動車需要は減るだろう」とし「来年中盤頃に需給難が自然に解消されると考える」と説明した。

    2019年に就任した後、新型コロナウイルスにより海外事業場を訪問できなかった柴田CEOは、ルネサスエレクトロニクス韓国法人の事業を点検するため、今回訪韓した。柴田CEOは同日、ソウルにあるルネサスエレクトロニクスのオフィスと子会社であるダイアログの研究開発(R&D)センターを訪問した。
  • 毎日経済 | チョン・ユジョン記者/写真=キム・ホヨン記者 | 入力 2022-09-21 17:30:31