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もっと! コリア (Motto! KOREA)

睡眠薬に代わる不眠症に良い食べ物5種類

果物、野菜、玉子、牛乳、お茶 

    しばしば元気がなく、理由も分からずに眠れぬ夜を訴えて、秋に乗るのではないかと思う日がある。秋の不眠症の症状だ。秋の不眠症の代表的な原因のひとつは、季節の変化によって急激に減った日照量だ。これは、睡眠に困難をもたらす季節性憂鬱症を誘発する。既に減った日照量を再び増やすことができないならば、安眠に良い食べ物を摂取してみよう。

    ▶ キウイ、フルーツの仮面をかぶった睡眠薬

    食感が爽やかなキウイは食べると目が覚めてしまうようだが、実際には果物の皮をかぶった効果的な不眠症治療剤だ。キウイは神経を安定させるカルシウムとマグネシウム、イノシトールなどの栄養素が豊富に含まれており、熟睡に役立つ。キウイに含まれるイノシトールは、細胞内でホルモンと神経伝達機能を助ける。キウイは1個のオレンジの2倍ほどのビタミンCを、リンゴの6倍ほどのビタミンEを含有しているため、不眠症による症状に悩まされている人々にも役立つ。台湾大学医学部の栄養健康科学大学院のユ・ジンバン教授は、「寝床につく1時間前にキウイ2個を摂取すると、睡眠の質が顕著に向上する」という研究結果を発表したりもした。

    ▶ 眠りがすうすう、サンチュ

    サンチュは、昔から春困症を誘発する効果を持つことで有名だ。そのため、農繁期に昼食にサンチュ巻きを避ける場合もあったという。2006年京畿道農業技術院は、サンチュを摂取すると心地よい熟眠ができるという研究結果を発表した。サンチュの苦味は、生理活性作用で鎮痛効果と鎮静作用を通じて眠気を誘導する。サンチュに含有されているラクチュカイウムという成分は、眠気を誘発する成分で催眠効果を持つ。

    ▶ 夜のホルモンを召喚しよう、ゆで玉子

    人体は日が暮れると「夜のホルモン」とも呼ばれるメラトニンを分泌する。このホルモンは、生体リズムを調節して睡眠を誘導する。メラトニンの生成を助ける代表的な食べ物のうちのひとつは、私たちが家でよく食べる玉子だ。完熟で調理されたゆで玉子を夜食に食べると熟眠をとることができる。繊維筋肉痛と慢性的疲労研究センター(Fibromyalgia and Fatigue Centers)のジェイコブ・テイテルバウム(Dr. Jacob Teitelbaum)医学博士は、夜に容易に眠ることができない理由は、不適切な夜食選択による場合が多いと発表した。例えば、タンパク質を十分に摂取していない状態で寝床についたり、あるいは逆に寝る前にお菓子やケーキのような高糖の食べ物を夜食として摂取すると睡眠を設置しやすいということだ。テイテルバウム博士は、睡眠を取ることができるようにする夜食にゆで玉子を勧めた。

    ▶ 快適な睡眠の責任を持つ、温かいミルク

    温かい牛乳を飲むのも一つの方法だ。牛乳には快適さと満足感を与え、熟眠に役立つセロトニンとメラトニンの生成に必要なトリプトファンが豊富に含まれている。トリプトファンは鎮静効果を持っており、疲れた体を癒してくれたりもする。牛乳に豊富に含まれているカルシウムはメラトニンの分泌を助ける。実際に、専門医たちも不眠症患者に寝床に入る1時間前に牛乳を飲むことを勧めする場合がたびたびあるという。牛乳を冷やしすぎて飲む場合は、むしろ熟眠の妨げになることがあるため注意が必要しなければならない。

    ▶ ほのかな香りの眠気を呼ぶ熟眠セラピー、カモミール茶

    温かいお茶は熟睡に必要な心身の弛緩効果をもたらしてくれる。体をリラックスさせる代表的なお茶は、ハーブの一種であるカモミール茶だ。カモミール茶は不安、怒り、緊張などを静める香りを持っており、全身の緊張をほぐし、心を楽にし、不眠症に効果的だ。寝る前に温かい水にカモミールの葉を煎じて一杯飲むと熟睡に役立つ。枕の中にカモミールの香りのオイルや乾燥したカモミールの葉を入れておくのも熟眠のための方法だ。
  • 毎経ドットコム_キム・ユンギョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2013-11-06 09:54:36