KBSの国民トークショー『アンニョンハセヨ』が登場する前、MBC『共感トークショー遊びに来て』は月曜日の深夜バラエティの代表番組でした。

ユ・ジェソクが女優のキム・ウォニと一緒に司会を務めた『共感トークショー遊びに来て』は芸能人の登竜門でもありました。この番組のアシスタントMCに抜擢されたノ・ホンチョル、パク・ミョンス、ウン・ジウォン、イ・ハヌル、ギル、キム・ナヨンなどがスター芸能人に生まれ変わりました。たまには自分の番組を担当して独立したりもしました。

『共感トークショー遊びに来て』に続き、『Xマン』（SBS）、『無限挑戦』が相次いでヒットしユ・ラインが形成され始めました。しかし、無限在錫（ジェソク）敎が設立される前は、イ・ギョンギュの基準とは比べものになりませんでした。無限在錫教の信者たちが教祖を誉めても芸能界の私組織では2位にランクされるほどでした。

しかし2010年代に入りクォン・オジュン、ソン・ジヒョ（宋智孝）、チョン・ソミン（全昭旻）などの俳優や、キム・ジョンミン、KCM、パク・ジェジョンなどの歌手がラインに合流しユ・ジェソクのワントップ体制が堅固になった2010年代後半以降、韓国で最も威力的な芸能師団となりました。

ユ・ラインのメンバーたちの面貌を見ると、めまいがするほどです。あの多くの人々をどうやって覚えているんだ？こんな心配をするほどです。

ユ・ラインの人々を挙げると、まずSBS『ランニングマン』の 出演陣を思い浮かべます。チ・ソクジン、キム・ジョングク、ハハ、ソン・ジヒョ、チョン・ソミン、ヤン・セチャンなどです。バラエティ番組を通じて海外でファンミーティングなどのイベントを行うほどなのでユ・ラインの実力者と言ってもいいでしょう。

チョ・セホ、歌手Jessi、Defconn、イ・ヨンジ、チョン・ジェヒョン、イ・ミジュ、オ・ナラ、キム・ジョンミン、イ・ヨンジン、イ・サンヒョプなどもユ・ジェソクとバラエティ番組を共にする芸能人もユ・ラインの核心メンバーです。

高校1年の時、SBS『ギャグコンテスト』で大賞を取ったチョ・セホ（曺世昊）は、ユ・ジェソクがとても大切している後輩の1人です。デビュー初期はキム・グラとの接点が多かったですが、ユ・ジェソクとの縁でスターになってからユ・ジェソクの左腕のような役割を担うほどです。SUPER JUNIORのキュヒョン（曺圭賢）は「チョ・セホさんがユ・ラインで大成功するのを見て、グラさんが腹を立ているだろう」と言ったこともあります。

現在、ユ・ジェソクと一緒に放送を進行する固定メンバーではありませんが、ユ・ジェソクが必要とすればいつでも出演する芸能人もユ・ラインの礎です。パク・ミョンス、チョン・ジュンハ、チョン・ヒョンドン、ノ・ホンチョル、ヤン・セヒョン、チョンジン、ファン・グァンヒなど『無限挑戦』に出演したメンバーです。

『ハッピートゥゲザー』（KBS）から呼吸を合わせ始めたイ・ヒョリは、ユ・ジェソクが一番親しく思う女性芸能人の1人です。SBSのドラマ『ファミリーがやってきた』では、国民兄妹のコンセプトを作ったりもしました。

イ・ヒョリと共にオク・ジュヒョン、イ・ジン、ソン・ユリなどFin.K.L.の他のメンバーもユ・ジェソクとの相性がとても良いです。少女時代、f(X)、Apink、TWICE、BLACKPINKなどのガールグループのメンバーたちもユ・ジェソクがお願いすれば出演を嫌がりません。

ユ・ジェソクが進行する番組には、あまり登場しませんが時間があればいつでも招待可能なスター芸能人もユ・ラインに挙げるのに無理はありません。Rain（鄭智薰）、ソン・ジュンギ、ユジン、パク・ミンジ、アン・ジェウク、オム・ジョンファ、パク・ミニョンなどがここに属します。

ドラマの『イカゲーム』で世界に名を馳せた俳優のイ・ジョンジェ（李政宰）も、ユ・ラインの1つの地位を占めています。イ・ジョンジェはユ・ジェソクが進行するバラエティ番組に顔を出したことがありません。それでもユ・ラインメンバーに選んだ理由は「ユ・ジェソクが朝早く自分をピックアップしに来てくれたことがある」と言うほどプライベートで親しいからです。