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  • Q.
    「愛の不時着」で主演を演じたソン・イェジンについて教えてください
  • A.
    上の写真を見た感想はどうですか? 一言で言えば清純そのものではないでしょうか?

    ドラマだけ見て映画館には、あまり行かない人々にはソン・イェジンがトップスターだという事実が簡単には伝わらないかもしれません。

    「花を持った男」のCMで芸能界に足を踏み入れたソン・イェジンは2001年、初主演のMBCドラマ『おいしいプロポーズ』が30%を超える視聴率で予想に反して成功を収め、ともにスターになりました。しかし『愛の不時着』が放送されるまではドラマがヒットすることは、あまりなかったです。

    だからといって、ソン・イェジンが演技活動を怠けたことは一度もありません。デビュー以来21年間、1年も欠かさず作品活動を続けてきました。韓国3大映画賞で5回も主演女優賞、女性最優秀演技賞を受賞したほどですから、これといった修飾語が必要ないほどです。(06年青龍映画祭で史上初めて主演女優賞、人気スター賞、ベストカップル賞の3冠王に輝き、フィルモグラフィーの頂点に達しました)ソン・イェジンに「清純」のイメージを与えたのはドラマや映画ではなく、ポカリスエットのCMでした。

    https://www.youtube.com/watch?v=bWuzWknoQeI&feature=emb_rel_end

    数多くの女優が務めたポカリスエットのCMで、ソン・イェジンは2001~2002年にかけて初めて連続抜擢されたモデルで、2007~2008年にも再びモデルに選ばれました。再起用されたモデルとしてもソン・イェジンが唯一のケースです。歴代のポカリスエットのCMでソン・イェジンが出演する方が消費者やファンの記憶を魅了しているという証拠でしょう。

    ソン・イェジンのフィルモグラフィーを見ると、ドラマよりは映画のほうがずっと多いです。映画出演がそれほど多かったということです。映画『クラシック』(03)と『私の頭の中の消しゴム』(04)でソン・イェジンは恋愛映画のクイーンになりました。

    21世紀に現れたクラシック・メロの女王、幼い少女の恥ずかしさと溌剌とした青春の清涼感が黄金の比率で混ざったソン・イェジンにとって、恋愛映画やメロドラマは最高のオーダーメード服でした。悲しい愛で限りなく涙する悲恋のヒロインも、相手の心を明るくするため料理するロマンチックコメディーの女性主人公も、みんなソン・イェジンのものでした。

    CGVがソン・イェジンを名誉の殿堂「時代の女優」に選定して生じた賛辞です。

    ソン・イェジンは清純のイメージにとどまりませんでした。その後、清純なイメージを払拭し、ファム・ファタール、おてんば娘など多様なキャラクターに変身して忠武路(チュンムロ)の代表女優になりました。 映画『パイレーツ』ではアクション演技まで披露しました。

    特に注目を浴びtた作品は時代劇『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』です。

    『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』は、映画投資であまりうまく行かなかったLOTTEエンターテインメントが、ソン・イェジンに期待をかけて大金をかけて作った映画です。総制作費100億ウォン。ソン・イェジンは映画の完成度を高めるため、撮影が大詰めを迎える頃、自腹を切って10億ウォンをさらに投資しました。映画の広報のためSBS『ナイトライン』に出演したりもしました。『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』』は559万人の観客を動員して興行に成功し、ソン・イェジンは名実共に忠武路のトップ女優になり興行クイーンとしての地位を固めました。

    『ラスト・プリンセス―大韓帝国最後の皇女―』に続いて撮った恋愛映画『今、会いに行きます』も興行に成功し「信じて見るソン・イェジンの恋愛映画」という評価も受けました。
    これで忠武路の気運がお茶の間劇場まで伝わったのでしょうか?
    『愛の不時着』でドラマでも自分の真価を知らせたソン・イェジンの次の歩みが気になります。

    いや、気になるのはソン・イェジンの熱愛説ですか?

    美しい女優なのになぜ熱愛説がないのでしょうか?当然ありました。
    2008年に財閥2世、ベンチャーの企業家と恋愛中だという噂が出回ると、直接インタビューに応じて否認したことがあり、2013年にはドラマ『サメ ~愛の黙示録~』で呼吸を合わせたキム・ナムギルとの熱愛説が流れたことがあります。『愛の不時着』で共演した俳優のヒョンビンとは映画『交渉』を撮る時から熱愛説が浮上しました。ヒョンビンとの熱愛説はなんと(?)三度も出回り、「結婚を約束した」という言葉まで出回ったりもした。ヒョンビンとソン・イェジンがよく似合うカップルになるというファンの期待が混じったせいかもしれません。「ヒョンソン(ヒョンビン+ソン・イェジン)」という言葉まで生まれたほどです。