9月23日からSBS MTVを通じてYGグループTREASUREメンバー12人の率直でリアルな姿が公開されています。

今年8月にデビューしたTREASUREは、デビュー前から注目を集めました。5月末にはビルボードの「ソーシャル50」チャート40位にランクインしましたが、これはK-POPグループの中で最も早い時期に成し遂げた成果です。さらに、正式デビューをしていない状態なので多くの注目を集めました。

TREASUREはYGがBIGBANG、WINNER、iKONに続いて心血を注いで出したグループです。しかし、YGが韓国内であまりにもイメージが失墜したため埋もれた気がします。

左から上ドヨン、パク・ジョンウ、ソ・ジョンファン、ジフン、中ヨシ、チェ・ヒョンソク、マシホ、ジュンギュ、下ハルト、パン・イェダム、ユン・ジェヒョク、アサヒ

メンバーたちは、サバイバルプログラムの『YG宝石箱』を通じて選抜されました。元々は7人（ハルト、パン・イェダム、ジュンギュ、ソ・ジョンファン、パク・ジョンウ、ユン・ジェヒョク、チェ・ヒョンソク）で構成されたニューニットTREASUREと5人（ハ・ユンビン、マシホ、ドヨン、ヨシ、ジフン、アサヒ）体制のユニットMAGNUMを合わせたTREASURE13でデビューする予定でした。

2019年7月に予定されていたデビューは延期されました。プロデューサーを引き受けたヤン・ヒョンソクがYG経営から手を引いたのが最大の理由でした。YGに対する世間の評価があまりにも良くなかったため、MIX NINEのようにデビュー自体が白紙になるのではないか、こんな懸念も出ました*。2020年、新年を迎える前にMAGNUMのメンバーだったハ・ユンビンが専属契約を解約し脱退しました。そのせいでグループ名もTREASURE13からに変わりました。

2020年4月1日にメンバーのTwitterが開設されましたが、よりによってエイプリルフールなのでグループがなくなるのではないかと疑うファンもいました。

しばらくはユニット活動なしに12人組グループでデビューするという方針も確定しました。

デビューが1年以上延期されただけに、メンバーたちが練習生として過ごした期間も非常に長い方です。平均4年に達します。パン・イェダムは8年間練習生生活をし、一番短い日本人メンバーのアサヒも2年です。

上の表を見れば分かると思いますが、リーダーとメインボーカルがそれぞれ2人ずつです。
2つのユニットが合わさったために起きたことでしょう。

メンバーたちの特徴をいくつか紹介します。

ユン・ジェヒョクとアサヒ、ハルトをビジュアル「バミューダ三角地帯」と呼んでいますが、TREASUREのデビューアルバムのポスターにこの3人のメンバーが中央に集まっている姿を見て付けられた名前です。ニックネームに合わせてグループのビジュアルを担当するメンバーたちです。

ジフン、ジュンギュ、ユン・ジェヒョク、パク・ジョンウはグループ内ではエネルギーが溢れ、バラエティ感覚があることから「ギャグマンズ」で通じています。頼んでもいないのに状況劇をやるのが好きで、ファンを笑わせます。ユン・ジェヒョクとパン・ジェヒョクは、宿舎で最も騒々しいメンバーとして注目されていますが、お互いに頭を触る姿をよく見て、「スダムズ」というニックネームがつきました。

チェ・ヒョンソクとマシホ、パン・イェダムは 最長寿練習生という点の他に共通点があります。紫色が好きだという点です。そのため、これら3人をまとめて「ボラズ」と呼びます。

ソ・ジョンファンを除くと、一番末っ子のハルトとパク・ジョンウを合わせて「ハ・ジョンウ」と呼ぶこともあります。同い年の2人は、テレビ電話のサイン会でただの仲ではないことを見せました。ハルトは「もし私が女性であれば付き合いたいメンバーは？」という質問に躊躇なくパク・ジョンウを選び、パク・ジョンウは最も頼りになるメンバーにハルトを指名しました。