女性歌手

4人組混声ロックバンド、The Volunteersのボーカルでありシンガーソングライターとしても活動するペク・イェリンは幼い頃から歌唱力を認められています。

10歳だった2007年、SBSの『驚くべき大会ストッキング』に出演し、ホイットニー・ヒューストンの「I Have Nothing」を歌いながらバラードの天才として注目を集めました。同年、ビヨンセも「泣くバラードの神童」というタイトルでKBSのバラエティ番組にも招待されました。 JYPの公開採用オーディションに挑戦した時、歌った歌もビヨンセの「Listen」でした。JYPで5年間練習生を経てアメリカに留学も行ってきました。当時、13歳でした。

デビューは『K-POPスター』シーズン1の優勝者、パク・ジミン（朴志敏）と共にしたデュオ15&です。15はデビュー当時の年齢が15歳、そして「&」は未来を意味します。

JYPとの契約期間が満了した後、15&は解散し一人で道を歩き始めました。
2020年2月に初めて行った単独コンサートは、発売してから30秒で4400席ほどのチケットが売り切れました。

ペク・イェリンの音源販売でも強いパワーを誇ります。2019年の初めには、2年3か月の空白があったにもかかわらず新たに発表した「それは私たちの過ちではない」は、8つの音源サイトを席巻しました。
彼女のファンたちは優れた歌唱力とともに体中のタトゥーを眺めています。

右腕の木の葉の横に見えるのはライターです。右手には小さなハートとリングがあり鎖骨には蝶が一匹止まっています。

ペク・イェリンの指にあるリングタトゥーが指輪とそっくりなら、R&B歌手パク・ファヨビの足首にあるタトゥーは足輪を連想させます。

ペク・イェリンに比べると少ないですが、パク・ファヨビ（パク・レア）のタトゥーへの愛情も劣っていません。

お尻の真上にあるセクシーなタトゥーが彼女のハスキーな声に切実さを増しているようです。

MBCオーディション番組『スター誕生』で名を馳せたシンガーソングライター、ナビ（アン・ジホ）のタトゥーは雑誌『MAXIM』で公開されました。左の肩甲骨にタトゥーをして見下ろす彼女の姿がとても堂々として見えます。

ナビは自分の歌だけでなく、歌手のペク・ジヨンとイン・スニの歌にも作曲と作詞で参加した実力者です。

「ホンデ（弘大）女神」という異名を持つヨジョ（愼秀瑨）*は、本業の歌手の他にも、ラジオ、映画など様々な分野で活動しています。 2015年から2017年までの3年間、JTBCで放送された『キム・ジェドンのTALK TO YOU』の歌担当兼レギュラーパネルとして出演しました。

* 日本の小説家、太宰治の小説『人間失格』に由来する。ヨジョはこの小説の主人公です。

ヨジョの右腕には「GIANT」というタトゥーがありますが、GIANTは不慮の事故でこの世を去った弟の異名だそうです。27歳の時に妹が事故に遭いましたが、その後大変な日々を送っていた彼女の妹を追慕する自作曲「GIANT」を発表し、タトゥーを彫ったそうです。

米国在住の韓国人歌手Jessiは、MBCの兵営体験プログラム『本物の男』に出演し、まゆ毛のタトゥーをしました。

今年発表した「NUNU NANA 」で注目を集めた歌手Jessiは、2005年にジェシカH.Oという芸名でデビューしましたが、あまり人気を得ませんでした。ところが「Jessi」に芸名を変えてからバラエティー番組への出演も多くなり一緒に人気を博しました。

ニューヨークで生まれたJessiはもともと夢はデザイナーでしたが、音楽の先生から「黒人の濃い感性が声ににじみ出ている」とほめられた後、歌手への夢を育み始めたといいます。

自分の恋愛話を歌にするシンガーソングライターのJUNIELは左足の甲と右側の手の甲、そして肩にバラのタトゥーがあります.

曲は主にアコースティックギターを使うほうですが、ギターを演奏する時は右手のバラのタトゥーが目立ちます。ハードロックに近い音楽的な好みがありますが、自分だけのバンドを作ることになったら「セクシーコンセプト」に挑戦してみたいという考えを示したこともあります。

タトゥーに負けないくらいギターにも愛情をたっぷり注いで、アコースティックギターには「パニーニ」、エレクトリックギターには「モナミ」という名前がつけました。

幻想的で魅力的な音色の歌手のHeize（張多露）は名前と違って性格がおとなしい上、人見知りで友達を作るのが下手だそうです.
Heizeは2016年に彼女の代表曲「Don't Come Back」を発表しBugsでは1位になりましたが、Melonでは羽を伸ばすことができず、埋もれてしまいました。しかし、同年末に発表した「あの星」は音源サイトで1位を占め、さらにSEVENTEEN を抜いてSBS人気歌謡のトップとなりました。2018年にはBTSシュガー、GIRIBOYと共に手がけたアルバム『We don't talk together』を発表しました。

『ホテル・デルーナ』、『サイコだけど大丈夫』などドラマのOSTでも彼女の歌が聞けます。

Heizeは、左手に自分の名前を刻んでありますが、マイクを握った時をよく見せるためでもあり「恥ずかしくないように生きよう」という自分への誓いだそうです。