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「4・7補欠選挙」与党惨敗…韓国政治を大きく変えた「怒れる20代」
- 「4・7補欠選挙」で1年ぶりに支持政党を大きく変えた20代の有権者たちは、来年3月の大統領選挙でも最大の「キャスティングボート」に浮上する見通しだ。
20代の有権者はふつうは進歩政党に有利な支持層に分類されてきたが、今回の補欠選挙では野党に大量票を与えて与党惨敗の起爆剤の役割を果たした。特に文在寅（ムン・ヂェイン）政府発足後の最低賃金制、週52時間勤務制などに支持を送ったこれらの20代の層は、昨年の総選挙後に浮上した公正問題と「ネロナムブル」形態、なかなか改善されない就職難は、マイホームの夢が水の泡のように消える現実に大きく失望して「与党報復層」として新たに定着した。
20代はひと言で定義するのは難しい世代という点は、政界が解決すべき課題だ。 20代は浪人学生、大学生、就職準備生、会社員に細分化されている。
子女の入試不正に要約されるチョ・グク前法務部長官事態を10代後半と20代前半に経験した20代半ばの場合、これまでの民主党が持っていた公正性と「クリーンなイメージ」を守るところで失敗したことが、今回の投票結果の主な要因として作用した。
ソウルのある大学で法科大学への入試を準備しているパク某氏（24）は、今回の選挙でオ・セフン ソウル市長を支持したといい、その理由に「ムン・ジェイン政権がパク・クネ大統領以来のキャンドル集会とともに登場した政権であるだけに、公正性と正義に対する期待が高かったが、パク・ウォンスン前ソウル市長のセクハラ事件などを経て失望感に転じた」とした。 LH事態にも「家を買うことを考えたことがないだけに、不動産の問題ではなく、公正性の問題としてせまってきた」と語った。
就職準備生と会社員そして大学生で構成された20代後半は「ジェンダー」「不動産」「工程」「コロナ19対応」など、より具体的な理由をあげてムン・ジェイン政府と民主党に対する失望感を表わした。具体的には、住宅に対する悩みを開始する時期であるだけに、LH事態も公平性をこえて具体的な住宅価格の問題として迫ってきた。公企業への就職を準備しているキム某氏（27）は「パク・ウォンスン事態が衝撃的だった」とし、「親庶民・フェミニズムを明らかにしながら、裏ではそのようなことをしたという点が信じられなかった。少なくとも雇用政策と不動産政策においては、民主党に対する牽制が必要であると見た」と語った。就職を準備しているコ某氏（26）は、住宅価格急騰を民主党に背を向けるようになった最大の理由にあげた。公務員のチャン某氏（26）は、「パク・ウォンスン事件の余波に加え、K防疫と自慢しておいて最終的にワクチンもしっかり確保できない」とした。
20代の男女の傾向の違いも注目しなければならない部分だ。今回の選挙で20代男性と女性のオ・セフンソウル市長に対する支持率は30％ポイント近い差を見せた。 20代の女性たちは民主党に性犯罪の帰責事由があるといっても、国民の力男性候補ではなく女性候補を支持したというわけだ。一方、男性候補と性非違の両方に満足できなずに第3党の候補に流れた20代の女性票も少なくなかった。
会社員のユン某氏（26）は、「性犯罪の次元で民主党が審判を受けなければならにことも確かだが、オ市長も性犯罪という観点から最良の選択ではないと考えていた」とし、「正義党などの第三者を支持する」とした。実際に今回の選挙で20代女性の15％は、基本所得党、女性の党などの女性の議題とジェンダー問題を前に出した少数政党に投票した。
「20代の反乱」を受けた与党は戸惑いを隠せなかった。党内では公正・正義に敏感な若者の民心を数えなかった痛恨の自省があふれた。これ非常対策委員会は、青年たちとの接点を広げて疎通を強化することにした。 9日、ト・ジョンファン民主党非常対策委員長は最初の会議で、「オンライン・オフライン疎通チャンネルをすべて稼働して、果たせなかった民心を聞く」と頭を下げた。
与党は不公正問題にも敏感な反応を見せた。シン・ヨンデ民主党スポークスマンは、「公正と正義の基礎を立てるために、内部から厳しい基準を適用する」と力を加えた。怒れる青年の民心をなだめるための不動産対策作りにも速度を高めることにした。
選挙の勝利を受けた国民の力党もまた、安心するのは難しいという表情だ。国民の力党のある初当選議員は「今回の選挙結果を見て、本当に私たちは20代の票を抱きしめたという表現が適切かどうか悩んだ」とし、「わが党には青年組織もきちんと持っていない状況なのに、20代の投票者の心が1年のあいだにどのように変わるか、正直怖い」とした。 - 毎日経済 | ソンスンフン記者／バクジェワン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2021-04-09 21:48:09
