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李政憲ネクソン代表「スーパーゲーム10種開発・千人採用」


    ここ3年の連任を確定した李政憲(イ・ジョンホン)ネクソン代表(写真)が5日、10種以上のスーパー知的財産権(IP)を開発し、来年までに1000人以上の新規採用を増やすという計画を明らかにした。

    イ・ジョンホン代表はこの日、オンラインで行われた「ネクソンニュープロジェクト・メディアショーケース」で、「ネクソンを担う10種以上の新しいスーパーIPを開発し、継続的な研究と果敢な投資に集中する計画」だと語った。また「会社の技術革新と成長のために、今年の下半期から来年までに1000人以上を新規に採用し、これまで受けてきた愛に報いることができるように、『子ども』と『コーディング』というキーワードを土台に社会還元する活動を大幅に強化する」と明らかにした。

    昨年は国内のゲーム企業で初めて年間実績3兆ウォンを突破するなどの成果を収めたが、その後のコロナ19特需が減少した状況で新しい未来成長動力を探すという青写真だ。 3年ぶりで公式の席上に乗りだしたイ代表は、「ネクソンの社会的役割を強化して、愛される会社になることが目標」だと語った。今年の初めに物議をかもした『メイプルストーリー(MapleStory)』の確率型アイテム論難に対しても再び謝罪し、「滞ることなくコミュニケーションできるシステムを、年初から構築している」と強調した。


    • ネクソン傘下のネットゲームズ(NAT GAMES)で開発中の3人称シューティングゲーム『プロジェクトマグナム(PROJECT MAGNUM)』は、PCとコンソールを網羅するマルチプラットフォームとしてリリースされる予定だ。 [写真提供=ネクソン]


    イ代表はネクソンが準備している7種の核心プロジェクトを公表した。現在、ネクソン傘下のスタジオではネットゲームズのパク・ヨンヒョン師団が開発中のPC・コンソール(マルチプラットフォーム)ベースのゲーム『プロジェクトマグナム』と既存の『ダンジョンアンドファイター(Dungeon & Fighter)』『マビノギ(mabinogi)』のIPを基盤に再創造したプロジェクト『オーバーキル(OVERKILL)』と『マビノギモバイル』などを開発している。新規開発本部では、多人数ゲーム『プロジェクトER』、収集型RPG『プロジェクトSF2』『テイルズウィーバーM(TALESWEAVER M)』『プロジェクトHP』を開発中だ。またネクソンは小規模のゲームを作るサブブランド「プロジェクトアーリーステージ」も初公開した。

    イ代表は「ゲームだけに固執すれば淘汰されるかもしれないという気がする。この世になかった革新とエンターテイメントが生まれているだけに、IPをゲームに限定しない考え」だとし、「これから公開する新しいプロジェクトにも多くの関心と愛をお願いする」と語った。
  • 毎日経済 | イ・ヨンイク記者 | 入力 2021-08-05 19:15:32