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LG「家電1位」…テレビ累積出荷台数が6億5千万台突破


    • LG電子が1966年に出荷した国内初の白黒テレビ「VD-191」(左)と、2021年型「LG OLED EVO G1」



    今年でテレビ事業55年めのLG電子は、テレビ累積出荷量6億5000万台を突破した。 LG電子は1966年に国内初の白黒テレビを発売して以来、国内初のカラーテレビ、国内初のLCDテレビ、世界初の有機発光ダイオード(OLED)テレビなどを相次いで出荷し、国内テレビ産業の歴史を書いてきた。最近では世界で最初に出荷した8K OLEDテレビとローラブルOLEDテレビなどのプレミアム製品を前面に出して、次世代テレビ市場をリードしている。

    18日の電子業界によると、今年上半期末の時点でLG電子のテレビ累積出荷量は6億5000万台を突破した。 OLEDテレビの累積出荷量も920万台を超え、年内には1000万台突破が確実視される。

    LG電子は55年前の1966年8月、国内初の白黒テレビ「VD-191」を生産してテレビ事業を開始した。当時「VD-191」の価格は6万ウォン台で、大卒初任給(1万5000ウォン)に比べて4倍に達する高価製品だったが、購入競争率が20対1に達するほど大きな人気を集めた。

    LG電子は白黒テレビの出荷後も、数多くの「初」の記録を書き続けた。 1999年には韓国型デジタルテレビとPDPテレビ、LCDテレビなど3種の製品を国内で初めて出荷した。 2013年には世界初のOLEDテレビを出荷したし、2019年と2020年には8K OLEDテレビとローラブルOLEDテレビを相次いで全世界で初公開した。

    1966年には9000台に過ぎなかったテレビの出荷量もどんどん増えていった。 テレビの累積出荷台数は1999年に1億台を、2006年には2億台を超え、2015年はテレビ事業開始50年めで5億台を突破した。その後は中・低価格LCDテレビを中心に中国企業の低価格攻勢が激しい中でも、プレミアム製品を中心に5年半ぶりに1億5000万台を追加し、計6億5000万台を超えた。

    市場調査会社のオムディアによると、LG製OLEDテレビの累積出荷量は今年の上半期末時点で922万台に達した。上半期の出荷量だけで173万6000台で、昨年全体の出荷量(204万8000台)の84.8%にのぼる。今年の第3四半期中に累積1000万台を突破する見込みだ。

    米国市場調査会社のディスプレイサプライチェーンコンサルタント(DSCC)によると、第2四半期の世界高級テレビ市場におけるLG電子の売上高ベースの市場シェアは32%で、1年で10%ポイント上昇した。
  • 毎日経済 | ノ・ヒョン記者 | 入力 2021-08-18 19:51:22