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韓、国の負債1000兆だが…来年度予算に3兆上乗せした与野党
◆ 来年は「608兆」スーパー予算 ◆
607兆7000億ウォン規模の来年度予算が3日、国会を通過した。当初の政府案との対比で3兆ウォン以上が純増した史上最大規模の予算で、コロナ19の長期化による被害支援と防疫予算が大幅に増加した結果だ。来年の大統領選挙と地方選挙を控え、善心性予算と地域区の選挙予算もあちこちに反映されたことが分かった。
この日に通過した来年度予算は、政府案である604兆4000億ウォンよりも3兆3000億ウォン純増した607兆7000億ウォンだ。国会は審査過程で計8兆8000億ウォンを増額し、5兆5000億ウォンを減額した。
来年3月には大統領選挙が、6月には第8代地方選挙が行われるだけに、地域の票心を考慮した善心性予算もあちこちに配された。代表的なものには、与・野は地域特性化製造基盤の構築事業予算を競争しながら増やした。このおかげで該当事業の地域予算は仁川は29億ウォン、大邱は25億ウォン、光州は33億ウォンがそれぞれ増えた。与・野党は国立大学施設を改造する費用も、政府の中で188億8500万ウォンほど増額させた。学齢人員の減少によって地方の大学に対する政府支援を減らさなければならないという指摘が続いているが、地域の票心に寄りかかった与・野党議員は、むしろ予算を増やしたわけだ。
国会の検討過程で国土交通部の事業は減額あるいは少額の増加にとどまったが、道路・鉄道事業は3749億ウォン増えた。政府案に無かった迎日湾横断区間の高速道路（20億ウォン）、西平澤～安山購読道路（3億ウォン）、泰安～瑞山道路の基礎工事研究（2億ウォン）、大山～唐津高速道路（10億ウォン）、釜田～馬山広域鉄道事業（30億ウォン）、太和江～松亭広域鉄道（21億ウォン）、牛耳新設線延長事業（2億ウォン）、太陵～九里広域道路建設事業（38億ウォン）などが追加された。国会を通過した国土交通部の2022年度確定予算は総60兆7995おくで、今年の予算（57兆575億）との比較で3兆7420億ウォン、約6.6％増額された。
小商工人の損失補償と売上げ減少支援、地域商品券（地域貨幣）の発行など、計68兆ウォンの小商工人支援事業予算が含まれた。このうちで地域通貨発行支援予算は総6052億ウォンが反映された。政府の中では2402億ウォンだけが反映されたが、国会での議論の過程で3650億ウォンが膨れ上がった。
これによって来年に発行する地域通貨の規模は30兆ウォンで、当初の政府案（6兆）よりもなんと24兆ウォンも増えることになった。政府は自営業者の損失補償と特化型支援予算の規模を、政府案の8兆1000億ウォンから2兆ウォン増やして10兆1000億ウォンを反映した。これにくわえて低信用と中信用の自営業者に5兆2000億ウォンの年1％低金利（最小で）貸付を支援するために「小商工人希望貸出プラス」予算を当初の8000億ウォンから2兆ウォンに増やした。
「李在明印予算」と地域・善心性予算に押され、韓国版ニューディールや国防予算などは大幅に削られた。グリーンニューディール事業であるグリーンスマートスクール造成事業は、政府案の6075億ウォンから1757億ウォンが減額され、防衛事業庁の武器獲得・開発予算の減額規模は6500億ウォンに達した。オミクロン変異株でコロナ19の確定者が急増することと関連し、国会は病床確保などの医療インフラに7000億ウォン、ワクチン・治療剤の確保予算として4600億ウォンなど、計1兆4000億ウォンの防疫・医療予算を増額した。
来年の国家債務は史上初めて1000兆ウォンを突破し、国内総生産（GDP）の半分水準に達することになる。予算案によると、来年の国家債務は1064兆4000億ウォンだ。今年の本予算に比べて108兆4000億ウォン増えた規模だ。- 毎日経済 | チョン・ギョンウン記者/イ・ジョンヒョク記者/イ・ヒス記者 | 入力 2021-12-03 17:46:57
