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韓国、止まらない貿易赤字「今月だけで81億ドル」
- 韓国の関税庁は21日、7月1日~20日の貿易輸出額（通関基準暫定値）が372億4500万ドルを記録したと発表した。昨年同期比14.5%増加した。同期間、原油（107.5%）、ガス（43.1%）などの輸入額が増え、全体輸入額も25.4%増えた453億4800万ドルを記録した。
このため、今月の貿易収支は約81億200万ドルの赤字を記録することになった。赤字規模は昨年同期（36億3600万ドルの赤字）より2倍以上増え、先月同期（77億2700万ドルの赤字）よりも大きくなった。もし、残りの期間に黒字に転じなければ、グローバル金融危機時の2008年9月以降、14年ぶりに4か月連続貿易赤字を記録することになる。
輸出部門は7月20日まで品目別に半導体（13.2%）、石油製品（109.7%）、乗用車（15.0%）などの輸出額が増加した。輸入部門は原油高基調が続き原油（107.5%）輸入額が大幅に増加し半導体（35.7%）とガス（43.1%）も増えた。
産業通商資源省のパク・イルジュン2次官は産業界団体に会い「エネルギー需要効率化が貿易赤字の解決に役立つ」と話した。
この日、大韓商工会議所で鉄鋼・セメント・半導体・精油・石油化学など10の主要業種団体と「エネルギー需要効率化産業界懇談会」を行ったパク次官は「短期電力需給に対応する側面から夏季休暇の分散、需給危機時の冷房機順次運休参加など業界レベルでの対応を頼む」と、このように明らかにした。
産業部門は現在、韓国国内全体のエネルギー消費の62%を占めている。 - 毎日経済 | パク・ドンファン記者 | 入力 2022-07-21 17:29:31
