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KT、「DIGICO」戦略で上半期売上が過去最高

    • KTのキム・ヨンジン最高財務責任者

    KTは今年第2四半期(4月~6月)の連結基準の売上高が6兆3122億ウォンと暫定集計されたと10日公示した。第1四半期の売上高(6兆2777億ウォン)と合わせると、今年上半期の連結売上高は12兆5899億ウォンになる。これは前年同期比4.4%増えたもので上半期基準で最大値だ。第2四半期の営業利益は4592億ウォンで昨年同期より3.5%減少した。インフレと一過性の人件費増加の影響を受けた。

    最大の貢献者はDIGICO戦略だ。DIGICOは人工知能(AI)、ビッグデータ、クラウドを中心とするデジタルプラットフォーム企業を意味する。KTはDIGICOをモットーに、他企業と小規模事業者のデジタル転換事業とKT内のプラットフォーム事業の強化に取り組んできた。

    実際、DIGICOの企業間取引(B2B)の売上は2月に分社したKT Cloudを含め5786億ウォンで、昨年同期より17.4%増えた。「AIコンタクトセンター(AICC)」、AIロボット、スマートモビリティなどデジタル転換事業が成長軌道に乗った。その結果、今年上半期のB2Bの受注額は1兆9000億ウォンで、前年同期比33%増加した。KTは今年の受注規模を3億ウォン以上、2025年までに5兆ウォン以上達成するという目標を提示した。第2四半期の全体売上のうちDIGICO B2Bが占める割合は41%だが、2025年までにこれを50%に引き上げる計画だ。消費者対象(B2C)DIGICO事業もインターネットテレビ(IPTV)を含めたメディアや金融プラットフォームなどモバイルプラットフォームが均等に成長した。

    コンテンツ部門は最近、好評放送中のドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などを制作したKT Studio Genieとデジタル広告系列会社ナスメディアの成長により売上が前年同期比34.7%増加した。
  • 毎日経済 | イム・ヨンシン記者 | 入力 2022-08-10 17:32:45