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[FOCUS] より大きい韓流を狙うMAMAの経済学
47社の中小企業参加、衣類や化粧品などの直・間接的効果で500億台
- 「MAMA(Mnet Asian Music Awards）」は単なるコンサート、または授賞式の会場ではなかった。CJ E＆Mは、香港で開かれた今回のMAMAに、47社の中小企業の軍団を帯同した。K-POPコンテンツとして中華圏の消費者たちへ相対的にあまり知られてない韓国製品を広報し、流通販路を切り開くためだ。K-POPが狭い意味の「韓流」であれば、MAMAはより広範な製造業基盤の「韓流」の復興を狙ったわけだ。
CJは初めて、MAMA本行事の前の9日間、中小企業たちが現地で企業間取引（B2B）の輸出商談会と、企業と消費者間取引（B2C）販促戦の機会を持つことができる「プレ・ウィーク（Pre-week）」を、香港の中心地「プラザ・ハリウッド」モールで実行した。中華圏のファンたちを誘引するためのK-POP公演も兼ねて、7万人余りが訪問した。昨年の本行事当日、一日中、企業を招待して中華圏のバイヤーたちとの契約を助力した経験を今年、大幅に拡大したものだ。
実際、昨年の参加企業は、現場だけで3億ウォン相当の契約を締結し、その中の25％が今後、実質的な成果を出した。CJは内部的に作成した資料で、昨年の数値を考慮したとき、今年の参加企業たちの輸出規模が126億ウォン、アクセサリー・衣類・化粧品などの部門別の産業誘発係数を反映した生産誘発効果283億ウォン、付加価値の誘発効果87億ウォンなど、523億ウォン水準の直・間接的効果を創出することを予想すると表した。
K-POPを踏み台にして、製造業の「韓流」を広げようとする努力はこれだけではない。CJは2012年から毎年KCONというコンベンションとK-POPコンサートが結合された行事を、米国・日本・済州などで開いてきた。MAMAに比べ、コンサートより製品の広報比重が大きいのが特徴だ。去る7月、米国で開かれたこの行事には、SUPER JUNIOR、SISTAR、神話、AOA、Zion.Tなどの人気スターが総出動した。CJが、このような部分に天文学的な費用をつぎ込むのは、国内的にはすでに前から市場の限界にぶつかったという内部の切迫した認識のせいだ。
MAMAを総括したCJ E＆Mのシン・ヒョングァン常務に「目先の収益を追わず、継続して事業を進めることだ」というトップ・マネジメントからの指示があったほどだ。CJ関係者は「韓国と韓国製品への関心が増えれば、最終的には市場が拡大して私たちの生計である「コンテンツ」が売れる余地も大きくなるだろう」と述べた。 - 毎日経済 オ・シンヘ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-12-03 04:01:03
