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韓国政府、イラン政府と水面下で交渉…300億ドルのプロジェクト受注目指す

◆ 毎日経済イランフォーラム ◆ 

  • 政府は国内企業がイランで進める総300億ドルの大規模なプロジェクト受注契約を締結できるように、イラン政府と水面下の交渉を行ったことが確認された。

    産業通商資源部によると2日、韓・イラン経済共同委員会に出席するためにイランを訪問したチュ・ヒョンファン産業部長官は先月29日、ザンギャネ石油部長官と面談して両国間の石油・ガス分野の協力方案を論議し、原油買い付けと船舶受注などと関連して意見を交換した。この日の面談では経済使節団に参加した主要各企業の最高経営責任者(CEO)も参加して、具体的な事業の論議がやりとりされたことが分かった。

    面談の席で韓国側は、大宇造船海洋がイラン最大のタンカー船会社NITCから180億ドル規模の原油輸送船とLNG運搬船を受注できるように支援することを要請した。

    また、チュ長官はこれまで中断していた大林産業の「天然ガス液化プラント建設事業(40億ドル)」「エスファハーン製油所増設事業(20億ドル)」に対する早急の再開とともに、現代エンジニアリングのサウスパース12拡張2段階事業(36億ドル)」の支援を要請した。

    これに対してイラン側は積極的な関心を表明したと産業部は説明した。

    政府の関係者は、「大林産業が経済制裁後に中断したエスファハーン地域の製油所増設工事プロジェクトの再開を議論しており、韓国ガス公社が推進しているイラン・オマーン間のパイプラインプロジェクトをはじめ、各種のLNG関連事業への参加を要請した」とし、 「この他に建設会社のいくつもの事業受注権が議論されており、これらの規模を合わせると約300億ドルに達するだろう」と説明した。

    一方、チュ長官とアッバス・アクンディ道路都市開発長官との面談では、アクンディ長官が韓国のイラン内のホテル建設事業に対して積極的な関心を表明したと伝えられた。この過程で、アクンディ長官が関連企業と協議すると明らかにしたことによって、国内企業がイランのホテルを建てる事業も勢いに乗ると期待される。
  • 毎日経済_テヘラン=イラン・フォーラムチーム | (C) mk.co.kr | 入力 2016-03-03 00:39:32