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音源市場を支配したソリバダのキム・ヒョンゴル副社長

多様なプラットフォーム提携で過去の栄光取り戻す 

    「サムスンミュージックなど多様なプラットフォーム提携を通じて追加売上100億ウォンを達成し、過去の栄光を取り戻します」

    ソリバダのキム・ヒョンゴル副社長(42)は8日、毎日経済とインタビューしながら今年を起点とし、音源サービスとエンターテイメント事業を同時に強化するツートラック戦略を広げると語った。

    MP3熱風が吹いていた2000年代序盤、一日平均150万人の訪問者を記録し、音源市場の支配者として君臨していたソリバダは、以降、有料サービスに改編しながら下落の勢いに乗り、市場シェア率は3%に低下した。

    しかし昨年、サムスンと事業パートナー関係を結び、新しい成長動力を得るようになった。サムスン電子が昨年11月に披露した音楽専門オンラインサービス「サムスンミュージック」の音源流通サービスを、ソリバダが専担するようになったということだ。サムスンミュージックは、披露5か月後に累積会員加入者100万人を確保した。去る4月、ソリバダはサムスン電子と開発費支援契約を締結し、年末まで開発費約8億ウォンの支援を受けることにした。

    キム副社長は、「2011年に演技者マネージメント会社であるウィルエンターテイメントを設立したことも奏功した」とし、「売上が着実に増えている」と語った。この会社には、俳優のイ・ボヨン、リュ・スヨン、キム・オクビン、カン・ソラなどが所属している。今年、キム・ジョンウン、イ・ジヌク、オン・ジュワンなど演技派俳優を迎え入れ、ポートフォリオを強化した。

    ソリバダは音源サービスを越え、映画とドラマ製作など多様な分野に領域を広げ、エンターテイメント分野でもう少し攻撃的な事業を進行するという方針だ。キム副社長は、「今後、サムスン電子のタブレットPCやスマートTVなど他の機器とも連動し、サムスン機器に最適化した音源を提供する」と語った。

    昨年、250億ウォンの売上を上げたソリバダは、ゲーム事業再編にも乗り出す。2012年「ソリバダゲームズ」を設立し、ゲーム分野に攻撃的な投資をしてきたが、30億ウォン規模の赤字を出したからだ。
  • 毎日経済_ソン・ユリ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-05-08 17:11:50