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AIIBの投資、北開放の「テコ」として急浮上

  • 「アジアインフラ投資銀行(AIIB)の投資で、北韓を開放に導こう」

    北韓の相次ぐ核・ミサイル挑発で韓半島周辺の緊張が高まっているなか、AIIB投資を北韓開放の「ニンジン」として活用する案があらためて国際的な関心を集めている。毎日経済新聞の2年前の提案でもある。これと関連して金立群(ジン・リーチュン)AIIB総裁は、北韓のような非会員国でも総会を経るならば支援が可能だという立場を見せて注目される。

    ジン総裁は17日、済州で開かれたAIIB年次総会の閉幕記者会見で、南北鉄道などのインフラ投資を行う計画があるのかという質問を受け、「AIIBは加盟国に投資するようになっている」としながらも、「まんいち非加盟国に投資する必要がある場合は、その必要性は総会で決定する事項」だと述べた。

    AIIBは加盟国に対する投資を原則とするが、加盟国の地位を得ることが難しい場合には、非加盟国の投資を排除しないという発言と解釈される。

    先立って文在寅(ムン・ヂェイン)大統領は16日、AIIB年次総会の開幕祝辞で、「南と北が鉄道でつながるとき、新しい陸上・海上シルクロードの完全な完成が成されるだろう」とし、韓半島の平和がアジアの安定と統合に寄与することになることを望むと述べた。

    これと関連し、チャン・デファン毎経メディアグループ会長も17日夜、済州AIIB年次総会の晩餐に参加して「AIIBはこの2年間、官民の協力を通じて持続可能な開発のために努力してきた」とし、「いまやハードインフラだけでなく、知識ベースのソフトインフラも同時に増やしていくべき時点」だと述べた。チャン会長は続けて「その延長線上で、北韓が将来的にAIIBの加盟国になって、経済を改革・開放するところに役立ってほしい」と付け加えた。北韓に今すぐのハードインフラ支援が難しいならば、知識インフラへの投資を通じて改革・開放をすすめることができるという提案だ。 AIIBが発足する前の2015年初に、毎日経済新聞は南北の同時加入を提案している。毎日経済新聞は当時、「ワンアジア・インフラプロジェクト」国民報告大会で、「中国主導のAIIBに南北が同時に加入し、南北対話と協力のテコとして活用するべき」だと述べた。

    毎日経済新聞は切断された京義線をつなぎ、ソウルと北京を1日生活圏にしようという提案も行った。毎日経済新聞ワンアジアインフラレポートの主張が、17~18日のAIIB総会を通じて本格的に公論化されたわけだ。

    一方、AIIB年次総会に続いて開催された「グローバル代替投資コンファレンス(GAII 2017)」には、国内外の代替投資の専門家300人あまりが参加して熱い関心を見せた。

    今回の行事にはキム・ドンヨン経済副総理兼企画財政部長官、パク・ピョンソク国会議員、ウン・ソンス韓国投資公社(KIC)社長、カン・ミョンウク国民年金基金運用本部本部長らが参加して場を輝かせた。

    世界銀行傘下の国際金融公社(IFC)を導いたジンヨンカイTPGキャピタルパートナー、インドの政府系インフラファンドの代表スジョイ・ボス最高経営責任者(CEO)など、海外の人士も大挙参加した。チョン・ヂョンテCICプライベートエクイティ代表は「毎日経済新聞の記事を見て、済州GAIIカンファレンスに登録して参加した」とし、「ふだんは会うことも難しい資本市場の大物をいっぺんに会うことができて非常に有益だった」と語った。今年の毎日経済代替投資フォーラムはAIIB年次総会とともに開催して好評を得た。これまでの代替投資カンファレンスよりも多様なグローバル投資先や投資家を接することができたという点からだ。
  • 毎日経済_済州=ハン・エギョン記者/カン・ドゥスン記者/ハン・ウラム記者/イ・スンユン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-06-19 06:52:25