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韓国の輸出、3年ぶりに最低…韓銀の報告書で


    半導体・石油製品などの主力品目の不振で先月の輸出は金額はもちろん、物量さえもが減少したことが分かった。これまで政府は急速に悪化している輸出の条件にもかかわらず、物量の増加に言及して「全体的に輸出が堅調な流れを続けている」と説明してきた。

    韓国銀行が26日に発表した「2019年2月の貿易指数と交易条件」を見ると先月の輸出物量指数は127.76で、前年同月よりも3.3%下落した。輸出量指数の下落は、昨年9月(-4.9%)以来で初めてだ。

    指数そのものは2016年2月以降の、3年ぶりに最低に該当する。韓国銀行のカン・チャング経済統計局長は、「2月の旧正月による変動を考慮して1~2月の平均で見ても、輸出物量指数はマイナスを示した」と述べた。昨年9月にもマイナスを記録したものの、「チュソク」効果を除外するために9~10月の平均でみると前年同期比で増加率を記録しただけに、先月とは状況が異なる。

    品目別にみると、電気・電子機器(-8.7%)、石炭・石油製品(-12.0%)などで輸出量の減少が目立った。ただし電気・電子機器品目のうちで半導体が含まれる集積回路の輸出量は3.0%増加し、携帯電話の部品と液晶表示装置(LCD)やディスプレイなどがマイナスを記録した。

    産業研究院のシン・ヒョンス専任研究委員は、「これまで価格だけが下落したが、物量まで減少したのは世界景気が当初の予想よりも良くなく、世界的に需要が減っていることを意味する」とし、「わが国の輸出にもさらに否定的なシグナルと解釈される」と述べた。

    輸出額指数はさらに大きく下落した。 2月の輸出額指数は、9.5%下落した108.62だった。輸出額は3ヶ月連続で下落している。下落率はますます拡大して、2016年4月(-13.4%)以来で最も大きかった。電気・電子機器が20.0%で、石炭・石油製品も13.9%下落した。半導体が含まる集積回路の輸出額指数は24.3%低下した。集積回路の輸出額指数の下落率は、2012年7月(-28.8%)以来で最大だった。

    輸出の減少と同様に心配される部分は、ともに落ちている輸入だ。先月の輸入量指数は114.54で、前年同月比で9.7%下落した。 2016年2月(109.89)以来で3年ぶりに最も低い水準だ。収入金額指数も104.27で11.9%下落し、2017年2月以来の2年ぶりに最も低かった。

    一般機械の輸入が大きく減少した影響が大きかった。一般機械の輸入量指数は85.19で、前年同月比で37.5%下落した。これは通貨危機以降では最も大きな幅で落ちたものだ。収入金額指数も78.33で、37.9%減少した。カン・チャング チーム長は、「一般機械は半導体設備投資が調整されて、半導体製造用機械を中心に輸入が減った」と説明した。

    一般機械は内燃機関や産業用運搬機械、事務用機器などはもちろん、金属加工用機械と半導体製造用の装置なども含まれており、一般的な機械の輸入量は設備投資の動向を示す一方で、今後の産業景気を示す先行指標性格も帯びている。現代経済研究院のシン・ユラン研究員は、「一般機械の輸入量が減るということは、一般的に景気が鈍化して投資が萎縮していることを示唆している」と述べた。

    輸出価格と輸入価格がすべて下落したことで、純商品交易条件指数も前年同月比で4.1%下落した。純商品交易条件指数は、商品1単位を輸出した代金で買える輸入量を意味する。この指数の下落は、輸出価格が輸入価格よりも相対的に大きく下がったことを意味する。純商品交易条件指数は2017年12月からずっと下り坂だ。
  • 毎日経済_キム・ヨンヂュ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-03-26 18:11:27