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「挺対協は30年間慰安婦ハルモニを利用した」

李容洙氏、第2次記者会見 

    • MBNニュースからキャプチャー


    日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス、92)さんは25日、大邱市寿城区晩村洞のインターブルゴホテルで2次記者会見を開き、「日本軍性奴隷制問題を解決するための正義記憶連帯(正義連帯)」とその前身である「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」そして両団体を率いてきたユン・ミヒャン共に民主党比例代表当選者などに向けて「徹底して30年間利用した」とし、強度の高い批判を行った。

    李ハルモニは「(ユン当選に)私が許すことはない」とし、「(提起された疑惑と関連しては)検察で明らかにするべきこと」と釘をさ、一角で提起された和解と許しの可能性についても明らかに線を引いた。

    水曜集会などの正義連帯が主軸になった慰安婦被害者のための人権運動も、反日感情を前面に出した闘争よりも将来の世代のための教育の重要性を強調した。韓・日両国の学生に正しい歴史を教え、長い時間がかかっても日本が慰安婦問題に対して心から謝罪し反省する道が重要だと助言した。

    去る7日の第1次記者会見の後、この日に再び開かれた2次会見で李ハルモニは、何よりもユン・ミヒャン氏と挺対協そして正義連帯の寄付募金活動を指摘した。日本軍慰安婦被害者のハルモニたちを利用し、慰安婦運動団体などが私利私欲を恣にしてきたという指摘だ。李ハルモニ、挺対協の集まりに初めて出た1992年6月29日を思い出して、「この時から募金することを見てきたが、なぜ行うのか知らなかった」と述べた。

    李ハルモニは、「(挺対協が)慰安婦を売った。私がなぜ売られなければならないのか」と激昂した口調で、ユン氏が率いた挺対協と正義連帯中心の慰安婦運動を批判した。李ハルモニは「一日はバスケットボールの選手を対象に募金をしたが、募金が終わってユン当選にペゴップダ(空腹だ/金銭に不自由しているの意)と言ったところ、ユン氏は金はないと言った」というエピソードを紹介した。

    昨年亡くなった金福童(キム・ボクトン)ハルモニと関連して、「金ハルモニは片方の目が見えませんが、米国などに連れ出して利用した」とし、「そんなに苦労させておきながら、厚かましくも墓地に行って涙を流した。それは偽の涙」だと批判した。

    李ハルモニは日本の謝罪と反省、賠償の重要性に言及し、その手段として「歴史教育」の重要性に言及した。これまで何度も明らかにしてきた所信だ。運動団体とその団体のメンバーを運動ではなく、韓・日両国の青少年のための正しい歴史教育で慰安婦問題を解決しなければならないという意味だ。

    ※こちらの記事もどうぞ「市民団体、ユン当選人を「横領・背任」で捜査依頼

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  • 毎日経済_大邱=オ・ソンドク記者/ソウル=チャ・チャンヒ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-05-25 17:52:55