ハングル： 팬슈머

ハングル発音：ペンシュモ

意味： Fansumer。熱血ファンになる消費者。

解説

Fansumer。熱血ファンになる消費者。

ペンスを知ってるだろうか？
韓国の教育番組EBSのYouTubeチャンネル『ジャイアントペンTV』の主人公だ。
ペンスのファンたちは本当に情熱的だ。

この巨大なペンギンへの愛情は、ペンスグッズでも確認できる。
単に買うことに留まらない。このような商品を作れば、キャラクターと似合うだろう、よく売れるだろうと企画段階から積極的に取り組んでいる。

グッズが作られたら一番先に買うだろう。
このような消費者をペンシュモと呼ぶ。

最も積極的で比重が大きいペンシュモはアイドルファンダムだろう。好きなアイドル歌手の顔やサイン入りグッズなら、用途や値段などを問わない。何も言わずに財布を開けるのだ。

ペンシュモは、今や各種キャラクターや映画などコンテンツビジネス全般に拡大されている傾向が見られる。活動範囲も多様化している。その中で目立つ方法はクラウドファンディング*だ。

* Crowdfunding. 資金がない、あるいは不足している人々がインターネットにプロジェクトと目標金額、募金期間を公開し匿名の多数（crowd）に投資を受ける資本調達方法。

アニメ『満月をさがして』のOST制作は3300万ウォンを調達するために募金をしたが、26億ウォンも集まって話題になった。

ファンディングの過程で、このOSTはすでに成功を収めているわけだ。
ファンディングに参加した消費者も満足していたはずだ。

愛着が強いほど、忠告と批判も激しい状況だ。

『月光の天使』（『満月をさがして』の韓国名）のOSTはファンディングが終わった後、表紙を変えたが後援者の抗議が殺到したため再び表紙を変えた。