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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    ミンチョ:민초
  • 解説
    ハングル:민초

    ハングル発音:ミンチョ

    意味:ミントチョコ

    解説:

    「ミントチョコ」の略語。

    ミンチョ(民草、民心の意味)、かつては無言の民心を代弁する言葉だった。軍部独裁時代、鋭い公権力に敢えて立ち向かうことはできないが、善悪を判断し街頭に出てきた学生を言葉なく声援する深い響きを代弁する言葉だった。

    抵抗詩人のキム・スヨン(金洙暎)、彼の詩「草」には権力もどうしようもない民衆の偉大さも描かれている。

    草が横になる
    雨を連れてくる東風になびく
    草は横になって
    ついに泣いた
    曇っていてもっと泣きながら
    再び横になった

    草が横になる
    風よりも早く横になる
    風よりも早く泣いて
    風より先に起きる(下略)

    しかし今では民心をミンチョと呼ぶ人はあまりいない。人々の口を塞いだ独裁の刃がなくなったためだろうか?誰もが自由に喋れるからだろうか?街にある灯りが荒涼とした荒地に勝手に生えている草よりも尊大だと思うからだろうか?

    今は、若者にとってミンチョは新しい味だ。ハーブとチョコレートが絶妙に結合したデザート。

    私の疲れた体をケアするのも精一杯なので、ミントを一口食べたら風より早く横になれそうだ。