もっと! コリア (Motto! KOREA)

[フォトエッセイ] 一杯の茶に込められた真心と歴史

韓国茶道の起源をたどってみると1100年前まで遡らなければならないほど、その歴史は長いと言う。しかし、最近は茶よりもコーヒーであるようだ。韓国人たちが米よりも頻繁に口にするものがコーヒーだという調査結果があるほどなのだから。コーヒーも良いけれど、真心を込めて淹れた一杯の茶で心の余裕を持つのはどうだろうか。 ...
[フォトエッセイ] ときに水槽の中の魚のように感じられたら

人々がお金を出して映画館に行く理由は「絶対的な闇」を買うためだという文を読んだことがある。暗闇の中で見る水槽は、より神秘的に見える。人々がスマートフォンで撮影しているのもそのためだろう。生きていれば暗闇の中に閉じ込められたような日もあるだろうが、屈せず生きていく日常は、この水槽のように美しいものだ。 ...
[フォトエッセイ] 変化のきっかけ

ソウルのある高校の玄関に独島が韓国の領土であることを説明している映像が流れている。ある先生は、このような小さな試みと接近が普段から独島問題に関心がなかった学生に変化を与えるきっかけになるという。「教育はきっかけを作ってあげること」という真理が改めて心にしみる。 ...
[フォトエッセイ] マーズ鎮静…無料開放された故宮訪れる外国人観光客

1か月間、故宮が無料で開放される初日の1日、景福宮を訪れた観光客が伝統文化公演を観覧している。中東呼吸器症候群（MERS / マーズ）が鎮まる傾向を見せ、外国人観光客の訪問数も徐々に増えている。 ...
[フォトエッセイ] 英語の海に飛び込め

夏休みに子供たちに英語をどうやって勉強させるか、すでに悩んでいる親が多い。両親と一緒に遊びまわりたい子供の心を考えると、無条件に勉強するように言うのも申し訳ない。今回の休み中は、机よりも外で、一人で勉強するよりも家族と一緒に英語で遊びながら学ぶ機会を作ってあげるのはどうだろうか。 ...
[フォトエッセイ] 暑さを一度で吹き飛ばしたいなら、水風船がぴったり

ある大学のキャンパスで学生が水風船を浴びている。暑い夏には見るだけで涼しくなる風景だ。干ばつへの不安は尽きないが、梅雨が来るという知らせが聞こえる。私たちの田畑にも冷たい「水風船」がたくさん降りますように。 ...
[フォトエッセイ] 愛情表現のように見えますか

エバーランドの餌付け体験場でインコが互いにくちばしを合わせる姿が、まるでキスをしているかのようだ。仲の良いカップルのように見えるが、実際には相手の餌を奪って食べている場面だ。もしかしたら私も表面上は相手のことを思うふりをしながら、他人のものを欲しがっていないか、振り返って見る。 ...
[フォトエッセイ] 赤ちゃんの計算法

好奇心旺盛な赤ちゃんが計算機を触っている。数字は予測不可能、結果も滅茶苦茶だが、計算機をおもちゃのように持って遊ぶ姿が可愛い。大人の手によって損得計算にのみ使われる計算機も、今日だけは気長に子供のいたずらに合わせてくれる。赤ちゃんの遊びのように「間違っても大丈夫な」暮らしを夢見てみる。 ...
[フォトエッセイ] 心配もペイントのように上書きできれば

中東呼吸器症候群（MERS / マーズ）専門医療機関であるソウル中区国立中央医療院を訪ねてみると、建物の外壁を新しく塗りなおしている。古くなった汚れを覆ってくれる塗料のように、医療陣と政府関係者たちが力を出してマーズに対する国民の心配と不安を上書きしてくれることを願う。 ...
[フォトエッセイ] 2015大韓民国、握手禁止

ソウル市内のホテルの入り口に握手を禁止するという案内板がある。その後ろに手指の消毒剤も見える。握手は「あなたを傷つける武器は持っていません」という意味から由来したという。挨拶・感謝・親愛・和解の意味で二人が手を取り合うことが禁止されるなんて、切ない話だ。早く、マーズ（MERS）の恐怖から抜け出せますように。 ...

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