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私立大1人当たり学資金融資は国・公立大より49%多い


  • 私立大1人当たり学資金融資は国・公立大より49%多い
私立大学の学生の1人当たりの平均学資金融資の規模が国・公立大学生よりもはるかに大きいことが分かった。

大学教育研究所は22日、大学情報公示サイト「大学アリミ」で、全国の一般大学と産業大学の学資金融資の資料を分析した結果、2013年の私立大学の学資金融資を受けた人員は46万3434人だった。総融資金額は1兆6564億1267万ウォンで、1人当たり平均357万ウォンだ。

同年、国・公立大学の場合、学生9万4810人が学資金融資2262億6305万ウォンを融資した。私立大学の学生の一人当たりの学期別の融資金額が国・公立大学239万ウォンよりも118万ウォン(49%)多い。

全体在学生のうち、学資金の融資を受けた割合も私立大学が17.3%で、国・公立大学の11.6%よりも5.7%高かった。これは授業料が高い私立大学の在学生が学資金融資により多く依存しているものと解釈される。

2013年の大学別1人当たりの学期別の融資金額を見ると、高麗大学が485万ウォンで最も多く、梨花女子大学(476万ウォン)、成均館大学(466万ウォン)、西江大学(457万ウォン)、延世大学(449万ウォン)などの順となった。

政府は、2010年から学生が在学中に借りた学資金を就職してから返済する「トゥントゥン(安心)学資金融資」制度を施行している。

また、大学院生の学資金融資が大幅に増加していることが分かった。大学院生の一人当たりの学期別の融資金額は、2010年の450万ウォンから2013年479万ウォンで29万ウォン(6.3%)増加した。同期間の融資者の割合は、11.6%から16.4%に上昇した。

一方、学部生の融資者の割合は、2010年に15.6%から2013年に15.9%に小幅増にとどまった。

大学教育研究所は、「政府が2012年に国家奨学金制度を導入し、授業料の負担を軽減したが、依然として毎年2兆ウォンに迫る学資金が融資されているという点で、追加的な対策が必要だ」と指摘した。
  • 毎経ドットコムデジタルニュース局/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-05-22 20:46:04




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