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Tコマース活性化、IPTVで検索・決済…市場1位は?

市場1位スカイTショッピング、昨年77億売上 

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「ファッション・ビューティ・雑貨」のカテゴリーで「女性衣類」という項目を押すなり、多様な新商品の目録が出る。気に入った服をクリックして製品情報に対する映像を入念に視聴する。そして、すぐに購入ボタンを押して決済をする。

インターネットショッピングやホームショッピングに対する話ではない。リモコンでIPTVで望むコンテンツをクリックし、視聴するように、テレビジョンを通じて望む商品を購入する「T(Television)コマース」だ。

20日、業界によると、昨年のTコマース規模は240億ウォンに達した。

現在、事業圏を確保している業者は、GSとCJ、現代、ロッテ、農水産ホームショッピングのこれまでの5社にKTH、アイデジタルショッピング(ティーブロード)、ティーブイビョルク市場、SKブロードバンド、ファソン産業だ。

しかし、昨年からTコマースも売上が発生し始めた。現在、Tコマースの先頭走者として走っているKT系列会社であるKTHのTコマース「スカイTショッピング」は、2012年に取扱額10億ウォンでスタートし、昨年の一日平均取扱額が2億ウォンを上回り、年間取扱額200億ウォンを達成した。売上も77億ウォンを記録した。

放送通信委員会によると、Tコマース市場は、2015年に7兆8000億ウォンに達する展望だ。

スカイTショッピングは、Tコマースの核心競争力がVODショッピングにあるとみており、VOD商品ソーシングを拡大し、商品再生・リモコン決済など、デジタルTVに合うTV両方向ショッピング環境を構築してきた。

VODショッピングは、視聴者が必要な商品を自ら選び、その情報をVOD中心に得て購入決定ができるもので、既存のTVホームショッピングが同時間帯にひとつの商品情報を一方的に提供していたものと差別化される。現在、スカイTショッピングのVODショッピングメニューでは、1300種類余りの商品を購入することができる。

テグァングループ系列のティーブイロードも昨年8月、Tコマースショッピングチャンネルの「ショッピングアンドT」サービスを打ち出しながら、Tコマース市場に本格的に飛び込み、現在120万人の加入者を確保した。ティーブイロードは、サービス対象をデジタルケーブル放送だけでなく、衛星放送、IPTVなど他のデジタルプラットフォームへ拡張する方針だ。
  • 毎日経済_ソン・ユリ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-02-20 17:36:07




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