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暁星、中国事業に速度…浙江省のスパンデックス・窒素工場を建設中


  • 暁星、中国事業に速度…浙江省のスパンデックス・窒素工場を建設中
中国の浙江省衢州(クシュウ)市内の中心道路の中に「曉星大路(写真)」がある。韓国企業の暁星(ヒョソン)を意味するもので、昨年4月にチュンラン大路から名前が変わった。暁星がこの地域に積極的に投資をしたことの見返りとして、衢州市が率先して命名したものだ。

趙顕俊(チョ・ヒョンジュン)暁星戦略本部長(社長)は去る19日、中国浙江省の衢州市でチョン・シン衢州市党書記に会い、暁星の中国事業に速度を加えるという意志を明らかにした。

暁星は現在、浙江省嘉興と広東省珠海や北京など中国内に18法人(生産と販売法人)と6つの事務所を運営している。現在、浙江省衢州地域に年産1万6000トン規模のスパンデックス工場と、年産1500トン規模の三フッ化窒素(NF3)工場を建設中だ。工場が完成すれば総20の法人と6つの事務所を備えることになる。

チョ社長はこの日、チョン党書記に暁星の中国での主要事業と投資内容について紹介し、スパンデックス・三フッ化窒素・重電機などの主力事業に対して意見を交換した。

チョ社長はこの席で、「衢州地域に建設中のスパンデックス工場と三フッ化窒素工場も、中国の主要生産拠点の一つの軸として育てていく」と語り、チョン党書記は「暁星が韓国企業では初めて、衢州市に半導体の核心素材である三フッ化窒素と成長エンジンであるスパンデックス事業を投資してくれてたいへんありがたい」と応じた。

チョ社長は1990年代の後半、「スパンデックス事業のグローバルナンバーワンのためには、まず中国市場から攻略しなければならない」と強調し、C(China)プロジェクトチームをみずから設けて中国市場に参入した。以後、暁星のスパンデックス事業は2002年に浙江省嘉興スパンデックス工場が本格稼動した後、5年後の2007年には中国市場シェア1位になり、これを足場に2010年以後は世界1位のスパンデックスメーカーの地位を維持している。この過程で中国法人は、生産・販売・購買などの全事業部門にわたって現地の者を主要職務に登用するなど、現地化戦略を積極的に推進した。
  • 毎日経済_ユン・ジノ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-20 21:44:14




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