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コリアナウ > スポーツ > 韓国で初の五輪3冠王に アン・サン、女子個人戦でも金メダル
大韓民国の歴史の中で初めて五輪の3冠王が誕生した。アン・サン(20・光州女子大)は30日、東京・夢の島公園アーチェリー場で行われた2020東京五輪女子アーチェリー個人戦決勝でロシアオリンピック委員会(ROC)のエレナ・オシポワと対戦し、5対5を記録してシュートオフまで進む接戦の末に最終的に勝利を手にした。
アン・サンは24日の混合団体、25日の女子団体に続き、今回の個人まで金メダルを獲得したことによって韓国初の「五輪3冠王」という歴史の主人公になった。アン・サンの金メダルにより韓国女子アーチェリーは2012年ロンドン(キ・ボベ)、2016年リオデジャネイロ(チャン・ヘジン)に続いて個人戦五輪3連覇の記録を作った。
また、今回のオリンピックで金メダル4個を獲得した韓国アーチェリーは、残りの男子個人戦でも金メダルを獲得する場合、アーチェリーの全種目(5個)を席巻することになる。5個目の金メダルがかかっている男子個人戦は31日に行われ、キム・ウジン(29・清州市役所)が出場する。
男子個人戦でも金メダルを獲得する場合、韓国アーチェリーは2016年リオ五輪(4個)に続き2大会連続アーチェリー全種目席巻という大業を達成することになる。