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会社員の86.3%、構造調整に対する不安感を持って生活

男女会社員対象「構造調整不安について調査」結果 

  • 会社員の86.3%、構造調整に対する不安感を持って生活
新年の初めから、企業の構造調整のニュースが連日発表されている中、会社員10人のうち8人以上は自分が構造調整の対象となることがあるという不安を持って会社生活をすることが分かった。

求人情報関連業界で男女会社員640人を対象に構造調整不安について調査を実施した結果、86.3%が会社生活をしながら、「構造調整の対象となることがあると思う」と答えた。また、会社生活をしながら、構造調整を直接または間接的に経験してみたと答えた会社員も76.9%に達した。

直接または間接的に経験した構造調整の方法としては、53.1%が「整理解雇または勧告辞職」を、22.5%が「希望退職」を挙げて、企業からの人員削減を通じた構造調整が1順位で施行されていることを確認することができた。次に「他の部署や他の勤務地発令」(16.9%)、「給与削減」(7.5%)の順だった。

一方、会社人は構造調整対象者になることは、業務能力や勤務態度を通じた客観的な物差しではなく、上司をはじめとする絶対権力の主観的物差しによって決定されると考えていることが分かった。

構造調整の対象者に含まれる理由として会社員の44.4%は「個人的な問題ではなく、上司の一般的な決定」(44.4%)と答えた。一方、「勤怠管理不十分、勤務中の他のことなど不誠実な勤務態度の問題」と「良くない業務能力の問題」と答えた回答者は、それぞれ21.3%と20%だった。

もしも構造調整対象者に、自分が含まれていたらどうするかという質問には、55.6%が「会社が下した決定に従うが、構造調整に伴う恩恵を最大限に受けて辞める」と答え、21.3%は「可能な限り、耐えながら会社に通い続けることができる方法を探してみる」と答えた。しかし、「会社の決定を撤回し、不当解雇に対する救済申請を準備する」との回答は3.8%にとどまった。

現在勤めている会社で構造調整が進めばどのようにするかという質問には、35.6%が「履歴書と自己紹介書を更新して、本格的な離職準備を開始する」と明らかにし、「雰囲気に流されず、よりたくましく自信を持って行動する」(31.9%)、「会社と上司によく見えるため、通常よりも懸命に働く」(13.1%)、「可能な限り目立たないように静かに会社生活をする」(10%)などが後に続いた。

会社員は構造調整について「年俸削減、福利厚生、労働時間の短縮などを実施しても防がなければならないこと」(40.6%)という意見を示した。このほか「去る職員だけでなく、残っている職員の両方にとって最悪の選択だ」(31.9%)、「会社や組織が生き残るための最良の選択だ」(21.9%)と答えた。「私には絶対に起こらないことであるため、考えたことがない」と回答した会社員は5.6%に過ぎず、会社員が感じる人材構造調整に対する不安感が大きいことをもう一度知ることができた。
  • シックニュース_イム・ソヨン記者/写真=photopark.com | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-08 10:29:13




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