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我慢できない「セルピ」、大衆の自慢はまさに金だ!


  • 我慢できない「セルピ」、大衆の自慢はまさに金だ!
全世界的に、一日平均3億5000万枚の写真がSNSに上がる。

認証ショットを撮って、SNSに上げる一種の自慢を通じて楽しさを感じる「セルピ」がごく普通の人はもちろん芸能人、政治家など有名人の間でも、日常の遊びに伝播されている。

自分のメイクアップやヘアスタイルの状態を盛り込んだ姿から、自分が滞在している空間、たった今完成したネイルアート、口を開けて食べたパン、恋人からもらったプレゼント、飲んでいるコーヒー、新しい服を着た伴侶犬など、さまざまな種類のセルピを通じて退屈した日常に小さな楽しさを与え始めたのだ。

実際に写真や動画を共有する中心の活動を楽しむことができようにしたSNS「インスタグラム」だけでも、全世界の月間活動のユーザー数が昨年3月に2億人を突破し、わずか9ヶ月の12月で3億人を突破するに至り、全世界的なセルピ熱風を実感させた。

このような流れに対し、消費トレンド研究者のキム・ナンド教授は「過去に、日本と韓国で起こったセルカ熱風を過度な自己愛で眺めていた西欧人たちも、今はこの自我陶酔的な行為に積極的に加担し、セルカ(自分撮り)熱風に陥った」と伝えた。また、「高解像度カメラが内蔵されたスマートフォンの大衆化やFacebook、フリッカー、インスタグラムのようなイメージに優しいSNSの登場が 重なり、セルピはもはや少数の好みとは言えないようになった」と説明した。

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セルピ熱風の中でニッチ市場(隙間市場)を攻略した製品群もある。セルカを撮ることができるよう手伝う棒型製品「セルカ棒」は、2013年比で昨年の販売量が10倍以上に増加し、セルピの必須アイテムに急浮上した。大衆は、セルカ棒がさまざまな角度と距離でセルカを撮ることができるよう手助けする理由で、距離の真ん中でこっけいに棒を持たなければならない手間もいとわないというのだ。

このように他人とのコミュニケーションを通じて自分自身を知り、日常が自慢、自慢が日常になった時代でセルピを単純に自己陶酔的な行為だけで眺めてはならない。大衆の欲求を最も膨大に、そして無料で見られるセルピは、業界全般にわたってコアビジネス戦略として位置づけられる予定だ。
  • シックニュースイムソヨン記者/写真= SBSホームページ、インスタグラムのキャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-22 11:03:24




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