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保育園でたった1度だけ殴っても直ちに閉鎖方案を推進

ソウル市「保育園児童虐待防止対策」発表 

今後、ソウル地域の国公立保育園で保育教師になるためには、専担教育センターの過程を義務的に通過しなければならない。また、児童虐待の事例が一度でも発生した保育園は直ちに閉鎖する案も推進される。

ソウル市はこのような内容を盛り込んだ「保育園児童虐待防止対策」を22日、発表した。最近、京畿道仁川の保育園の虐待事件以降で急増した親の不安を解消するための布石だ。子供虐待保育園「ワンストライクアウト制」と教師教育を義務化するというのが骨子だ。

ソウル市は5月、「保育品質支援センター」を設置し、優秀な保育教師の人材プールを造成することにした。国公立保育園はこのように構成された人材プールの中だけで教師を採用することができる。またソウル市当局は、国公立保育園を2018年に全体の28%まで増やすことにした。民間保育園については、各種のインセンティブを提供して人材プールの採用を誘導する。

保育園のCCTVは、設置費を最大240万ウォンまで支援する。現在、ソウル地域の保育園6787ヶ所のうち、CCTVがある所は37.6%(2553ヶ所)にとどまっている。ソウル市は、保育園の規模によって設置費120万~240万ウォンを支給することにした。また、自治区別に育児総合支援センター26ヶ所と圏域別の児童虐待予防センター8ヵ所を連携して、児童虐待予防コントロールタワーに運営する。育児総合支援センターに虐待予防の専門担当職員を配置して、児童と教師間の葛藤事例マニュアルも普及する。

また、保育園を定期的に訪れる訪問看護士は児童虐待予防の巡回保安官として活動を支援する。

ソウル市女性家族政策室のジョ・ヒョンオク室長は「中央政府が一度でも虐待行為が見つかれば、保育園を閉鎖まですることができる内容の法令改正を推進中だが、改正が完了すればすぐに最大水位を適用して虐待教師と院長は永遠に保育園を運営したり、勤務することができないようにする」と述べた。今回の保育園虐待予防事業には、今年287億ウォン、2018年までに総1330億ウォンが投入される。
  • 毎日経済_キム・ジョンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-22 11:54:10




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