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チョンセを探して三千里…ソウルの30代人口が減少

統計庁発表「2014年 国内人口移動統計」 

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チョンセ金(伝貰、高額の保証金を渡す賃貸方式)急騰により住居負担が大きくなり昨年に家を移した人々が大きく増えた。特に30代を中心に移動が目立ち、全体の年代別の中で最も大きな幅の増加傾向を見せた。

27日、統計庁が発表した『2014年 国内人口移動統計』によると昨年一年間の移動者は762万9000人で前年に比べて2.9%増加した。

全体移動者の中で30代は174万人で全体移動者の22.8%に達した。2013年の30代移動者は171万4000人で人口100人当たりの移動者を意味する移動率は21.4%だった。2014年の30代の移動率は22.2%で0.8%増加して全年代別の中での増加幅が一番大きかった。

このように30代の移動が増加したことはチョンセ/ウォルセ(家賃を毎月払って家を借りる方式)難により不可避に家を移さねばならなかった階層が増えたためと見られる。また結婚と就職が遅くなりながら20代後半から30代前半に後退したことも主な要因として挙げられる。

特にソウルでは総8万7800人の人口が減少したが、ソウル地域の30代人口の減少幅だけで3万9000人に達し、全年代別の中で最も減少幅が大きかった。一方で京畿道に流入した30代の人口は2万1000人で京畿道全体の純流入人口(5万7400人)が増える中で年代別で最も大きく寄与したものと調査された。

住所地を移す理由としては全体の中の44.3%が住宅を理由に挙げており、家族(23.3%)、職業(20.8%)の順で調査された。流入者数よりも流出者数が多いソウルでは5万700人の移動者が住宅のために住居地を移動すると答えた。住宅には自分の自宅の準備、チョンセ/ウォルセ契約満期、住宅規模変更などによる引越しなどが含まれる。

統計庁の関係者は「昨年、政府が続けて打ち出した7・24、9・1政策など住宅市場活性化対策と世宗市、革新都市の影響により人口移動が増えた」と話した。
  • 毎日経済_チェ・スンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-27 17:23:59




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