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警察が中華料理店の配達員と手を組んで町内の治安を守る


ソウル江西警察署は管内の治安死角地帯を無くすために路地裏の隅々まで地理に詳しい中華料理店の配達員たちと協力することにしたと12日明かした。中華料理店の配達員たちは江西警察署が委託した「ウリトンネサルピミ(町内見回り)」として活動することとなる。

警察は地域の地理と実情に詳しいオートバイ配達員が管内の治安確立に大きな役割をするものと期待している。実際に先月20日には夜の路地裏で性暴行を受けるところだった女性を助けたりもした。配達をしていたキム某氏(31)が当時、性暴行犯を現場から制圧していなかったら大きな被害が発生する危険な状況だった。

ソウル地方警察のク・ウンス総長がキム氏に感謝状を伝えることとしたこの事件をきっかけに警察が生活密着型の治安維持に彼ら配達員の力を借りることとした。

ウリトンネサルピミには江西警察署管内の配達業者80箇所が参加し、業者と配達員はソウル警察が推進している「線・線・線 線を守りましょう」キャンペーンの一環としてこれから交通法規を遵守すると誓った。

警察はこれから多様な広報活動に加えて2ヶ月に一度ずつウリトンネサルピミ加入業者を対象として懇談会を開いて民・警治安協力体系を続けていく放心だ。警察関係者は「自身が住む町内にて発生する犯罪について積極的な申告が期待され、自ら安全な町内を作っていくという責任感と自負心が生じるものと見られる」と話した。
  • 毎日経済_チェ・ヒソク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-12 14:24:58




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