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韓国における創業は自己実現ではなく生存!


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「私も社長になりたい」

仕事に疲れたサラリーマンなら誰もが一度は考えてみたことがあるだろう。会社を出てコーヒーショップでも一つ持てば、まさか飢え死ぬことはないだろうという考えと一緒に。そのような会社員たちにドラマ『未生』は、手厳しい忠告を加える。

「会社の中は戦場だが、外は地獄だ。」よく、創業と言うと思い浮かべるイメージは「挑戦」「革新」「自己実現」「夢」など、比較的前向きな言葉だ。ところが、韓国社会での創業は、このようなイメージとは距離があるようで苦々しい。

リサーチ専門会社エムブレインが韓国全国の満19歳以上の自営業に従事していない成人男女1000人を対象にアンケート調査した結果、10人中7人(7​​0.5%)は韓国社会で創業とは「生計の目的」から始まると考えていることが分かった。年齢が高いほど(20代50%、30代70.4%、40代79.6%、50代以上82%)創業の目的を「生計の手段」として考えている見方が目立った。韓国の創業文化は、今まさに生計を立てるのに苦しんでいる「生計型自営業者」が主導しているという認識が支配的だ。

韓国社会での創業は最後の選択だという見方も34.7%と決して少なくないレベルにある。創業が決して簡単な問題ではないという認識にもかかわらず、最近、創業する人がうらやましいと考えている人(46.4%)は、これに同意しない人(38.9%)よりも多いことが分かった。

青年起業家精神と関連しては、10人中9人(88.2%)が青年たちの創業を見ると、「すごい」と思うという意見を明らかにした。もちろん、青年たちが創業をしてビジネスがうまくいくと思うという楽観的な認識は10人のうち2人(21.4%)に過ぎなかった。人々が創業を検討する理由は、主に自分のやりたい仕事をするという満足感(43.1%、複数回答)から来ていた。

「戦場ではそれでも仲間の助けを受けることができますが、地獄では何の助けも受けることができません」
  • 毎日経済 カン・スンテ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-16 11:44:31




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